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韓国大邱カトリック大学に留学中


コロナ禍の中、海外留学を断念せざるを得ない状況が続いていますが、それでも果敢に海外留学に挑戦している学生がいます。今回は本学の提携校である大邱カトリック大学にセメスター留学中の法律行政学科3年森島伶菜さん(那珂高等学校出身)を紹介します。留学中の森島さんにお話をうかがいました。

(留学を決めた理由)

大学で韓国語の授業を受けたことがきっかけです。高校生の頃から韓国のアイドルなどに興味があって履修したのですが、勉強していくうちにもっと語学力を向上させたいと思い、現地に行って学びたくなりました。もちろん不安もありましたが、両親に気持ちを伝えたら賛同してくれ、背中を押してもらえて決心が強まりました。

(留学の目標)

韓国語能力の向上と、外国人という立場になることで自分の視野を広げることです。

(苦労していること、楽しんでいること)

苦労しているのは言葉の壁です。読んだり書いたりすることには苦労していないのですが、発音、会話が相手になかなか伝わらなかったり、教科書とは違う会話独特の表現を聞き取れなかったりします。

楽しんでいることは、韓国人の友達との交流です。親しい友達ができ、互いの言語を教えあったり、一緒に買い物や遊びに行ったりして、より深く韓国人や韓国社会を知ることができて、とても面白いです。

(来てみて意外だったことは?)

思っていたのと違い、反日の人があまりいないということです。逆に日本に興味があったり、日本語を勉強している人が多いです。大学の日本語の授業はとても人気が高く、すぐに履修制限がかかってしまうそうです。高校で第2外国語を選ぶ際に、日本語を選ぶという場合も多いそうです。日本語を話せる人が意外に多くいます。

(専攻に役立つことはありますか?)

韓国で「矯正学」という科目を履修しています。韓国の刑法を学ぶ授業なのですが、日本の刑法との比較は興味深いです。少年刑務所の受刑者の年齢は、日本では20歳未満ですが、韓国では19歳未満となっていたり、少し違う部分があります。

韓国の友人と慶州に行って韓服体験をした際の写真です。後ろに見えているのは、歴史的建造物で「慶州瞻星台(せんせいだい)」です。

アマレッティーと呼ばれる大邱カトリック大学の広報大使の活動をする人の制服を着ています。私もこの活動に参加していて、初めて制服を着て活動したときの写真です。

日本でずっと暮らしていると、多数派の常識や価値観を疑うことなく、便利な日本であまり他人と関わることなく過ごすことに慣れてしまいます。森島さんの言うように、あえてマイノリティとして外国に身を置いて初めて、多様な価値観、助け合う必要性に気づけます。

閉塞感が高まる日本において、既存の常識や枠にとらわれない発想力や安住せず外に出ていく行動力が必要とされています。将来、地域に根差して活躍しようと思っている人にも、海外体験は必要な体験です。

法律行政学科にも海外留学に参加している学生がいます。ぜひ皆さんも短期、長期を問わず海外に足を踏み出してみましょう。