- 2018年9月20日 学生活動
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「教育者への道Ⅰ」で児童?生徒の人間関係づくりを学びました
7月18日に教育学科2年生の必修の授業「教育者への道Ⅰ」が行われました。今回は初めての試みとして、茨城県教育研修センター教育相談課の先生方をお招きし、児童?生徒の人間関係づくりに役立つグループエンカウンターの基礎と実践法についてご紹介いただきました。
授業では、まず、茨城県の小?中?高等学校におけるいじめ?暴力行為?不登校などのデータを基に、子どもたちの人間関係づくりの課題や望ましい人間関係について考え、グループで意見を出し合いました。続いて、将来教育者として児童?生徒のために人間関係づくりの場を設定できるよう、その実践方法を自ら体験しました。
グループエンカウンターを学ぶため、普段あまり接することのない学生とも関われるようにグループをつくり、課題に取り組んでいくこととなりました。授業を受けた学生は「あまり接したことのない人とも馴染むことのできる活動があり、不安な気持ちがわくわく感に変わった」「子どもたちの関係を良い方向に向けてくれる活動だと思った」「実際に教育現場で行うことができればクラスの輪も広く強くなると思った」「普段のグループワークよりも多くの発言をすることができた。それは、一人に一つの役割があり、発言の場が多くあったからだと思う。自分が発言することで、少しでもグループの役に立つことができるのだと気付いた」などの感想が聞かれました。活動を通して児童?生徒の気持ちを味わいながら、教師として教育現場で活用できる良い実践例を学ぶことができ、学生たちにとって貴重な学びの場となりました。