- 2012年12月13日
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「地域金融システム論」で水戸信用金庫理事長による特別講義を実施
12月13日に、経営学科の専攻科目である「地域金融システム論」にて水戸信用金庫理事長の塙由博氏をお招きし、ご講演をしていただきました。
「地域金融システム論」は、水戸信用金庫の寄付講座としてこれまで8年間にわたり開講。財務?会計分野の専攻科目として、地元の金融機関への就職を志望する多くの学生がこれまで受講しています。
この日は水戸信用金庫の塙理事長をお招きし、昨年3月11日の東日本大震災に伴う水戸信金の支援および取組内容と、会社の使命と責任、アマチュアからプロへの意識転換などについてご講演をしていただきました。 講演の中で、塙理事長は「業績ではなく継続する会社を目指すべき。利益が第1では持続しない」と述べ、まずは社員とその家族の幸せが大切であり、協力会社の幸せ、顧客の幸せ、地域社会の幸せ、そして株主はこれらの結果として自然に生まれてくると強調されました。また、学生(アマチュア)と社会人(プロ)の差は、「結果責任を問われることと述べ、成果を得るには「知識×気力×行動」であり、責任感の差が実績の差になって現れると語ってくださいました。
社会人としての心得を全力で語る塙理事長の講義を聞いた学生たちは、困難を避けずに自分の能力の限界に挑戦していくことの大切さを深く学ぶことができたようです。
水戸信用金庫の取り組みについて講義する塙理事長
学生の質問に答える塙理事長