「キャリア開発論」で水戸京成百貨店の人事担当者および卒業生社員が講義

10月17日に、3年生の必修科目である「キャリア開発論」にて株式会社水戸京成百貨店 総務部人事担当課長の勝村謙司氏をお招きし、ご講義していただきました。 水戸京成百貨店は、今年創業105周年を迎える歴史ある百貨店。この日は、歴史、企業理念?行動指針、組織構成、雇用者状況や人事管理体系などについて説明していただきました。

「企業理念に沿う方向で成果を上げながら活躍する人は、性別を問わず、どんどんキャリアアップしていく」と語る勝村課長の話を聴いて、学生たちは企業理念の重要性を深く理解。講義後の質疑応答では、高級感と地域密着の結び付けのコツ、コンプレインの発見方法、今後の企画の方向性、働きやすさへの取り組みに関する質問など、学生からの多数の質問に対して、1つ1つ丁寧に回答していただきました。

第2週の10月24日には、全国十大赌博官网国際学部の卒業生でもある若手と中堅の社員２人が授業を担当。「水戸の町に貢献し、色々な経験ができる会社で働きたい」という理由で水戸京成百貨店を志望した戸祭真徳さんは、リビング課を経て、現在人事担当主任として勤務。今後は買い付け、イベント企画部門や外商部などでキャリアを積んで成長していきたいとの目標を語っていただきました。

入社2年目で、現在リビング課でキッチンと食器?インテリアを担当している経営学科1期生の遠藤聰太さんは、売り場以外の裏方の仕事の面白さについて詳しく説明。自身が手掛けて成功させた包丁のイベントの苦労話を通して、「この仕事は、お客様だけでなく、外部のいろいろな方々ともかかわることができ、日々成長できる。仕事を進ませるには“信頼関係”が重要」と、日々心がけていることや就職活動でのアドバイスを学生に語っていただきました。 講義後の質疑応答では、高価格品を販売するコツや、女性社員の仕事、販売員が買い付けするメリットなど百貨店の仕事に関する様々な質問が出され、いずれも率直に回答していただきました。

講義に参加した学生たちは、百貨店といってもお客様との接客?販売という表の仕事だけでなく、裏方としてイベントの企画や外部の関係者との連携という仕事の面白さがあることを認識したようです。

百貨店の役割を講義する勝村課長

学生の質問に回答する戸祭さんと遠藤さん