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経営学科ニュース【2020年3月~2009年】

2014年10月19日

茨城大学の「プロジェクト実習B」に経営学科学生が参加

10月19日に、昨年に続き、今年度も経営学科の学生たちが茨城大学の「プロジェクト実習B」にスポット的に参加しました。茨城大学主催のもと、茨城キリスト教大学と本学の3大学共同のプロジェクトで留学生や高校生も参加しました。以下、全国十大赌博官网から参加した学生の感想文を紹介します。

  • ■里川カボチャ収穫祭

    全国十大赌博官网経営学科2年 
    渡辺一馬

    10月19日に、茨城大学主催の里川カボチャの収穫祭に、茨城大学、茨城大学の留学生、茨城キリスト教大学、水戸農業高校の学生の方たちと合同で、参加しました。里川町は、常陸太田市の北部の里美地区に位置しています。里美地区は人口が約3500人、土地の85%が森林で、豊かな自然に囲まれています。里川カボチャは日本でも数少ない在来作物で、スーパーなどで売られている一般的なカボチャとは違い、皮が薄ピンク色の珍しいカボチャです。標高が高く、寒暖の差が激しい里美地区の環境だからこそ、ホクホクで甘いカボチャになるのだそうです。年々繰り返し栽培を続けてきた過程で原種が失われつつありましたが、地域の特産物としてのブランド化を目指し、2008年頃から、来年植えるために特定のカボチャに目印をつけて、来年植えるための種としてそれを植えて育て、皮の色や形、大きさにばらつきがないように保存と栽培に力をいれています。

    僕自身も今までに何度か里美地区に足を運ぶことがありましたが、里川カボチャの存在は収穫祭に参加するまで知りませんでした。カボチャ畑に行ってみて、まず薄ピンク色のカボチャの皮に驚きました。そして収穫の仕方を教わり、それぞれグループに分かれて、実際に収穫しました。収穫を終え、みんなで写真を撮ったあと、グループごとに昼食を食べました。

    その後、里美学習センターに移動して、異文化交流ゲームを行いました。ジャンケン列車や進化ゲーム、異文化認識対談などをしましたが、そのなかで一番異文化認識対談がとても印象に残っています。他の大学や留学生の方たちと決められたテーマについて意見を出しあいました。日本では当たり前だと思っていたことが、外国ではそうではなかったり、また、同じ日本でも地方によって異なったりと、様々な文化の違いについて学ぶことができました。そして最後に、蒸したカボチャを丸めて、きなこやあんこと一緒に食べました。普段食べているカボチャよりもすごく甘くて、とても美味しかったです。

    里美地区では若者が減り続け過疎が進んでおり、「地域おこし」の一環として里川カボチャのブランド化を目指しています。僕のように、まだ里川カボチャのことを知らない人がたくさんいると思います。ですから里川カボチャの存在をより多くの人に知ってもらい、里美地区の特産品から茨城県の特産品になってくれればなと思います。

    今回の収穫祭のように、他の大学の学生と合同で作業をしたり、交流したりする機会はなかなかありません。それに、里川カボチャのこと、里美地区のこと、異なる文化についてなど、沢山のことを学ぶことができたので、忘れられないとてもいい経験になりました。

    そして、今回のために準備などをしてくださった茨城大学の「さとみ?あいチーム」や「ICEチーム」の方々、皆さんのおかげで楽しく収穫祭を行うことができました。本当にありがとうございました。

参加した全国十大赌博官网経営学科2年生たち

参加した全国十大赌博官网経営学科2年生たち

収穫中の風景

収穫中の風景

収穫中の風景

収穫中の風景

収穫した里川かぼちゃ

収穫した里川かぼちゃ