「ファイナンス基礎論」で大和証券水戸支店長による特別講義を実施

12月17日の午前10：40～12：10に、「証券会社の業務内容と証券業界の現状 ～証券会社の使命～」とのタイトルで、大和証券水戸支店の佐藤貴嗣支店長による特別講義が開催されました。

これは、経営学科の財務?会計分野の基礎科目である「ファイナンス基礎論」の中で、実際の金融?証券業界に携わる方々を招き、ゲストスピーカーとして講義していただく特別講義です。

この日の講義では、金融機関?証券市場との関わりから、日本の金融自由化の歴史と成果、証券会社の役割の変化、マクロ面から見た株式投資などなどについて、ご自身の経験を交えながら、分かりやすく解説してくださいました。

講義後の質疑応答では、アメリカの家計金融資産の比率が高い理由、自由化以前の護送船団方式、増税による証券会社の影響、プリンシパルファイナンスとアセットファイナンス、証券営業のやりがいなど、多くの学生から時間いっぱいに質問が投げかけられ、一つ一つ丁寧に回答していただきました。

受講した学生たちは、「証券業界の歴史や金融機関との関係性、お金の流れを理解することができた」「証券会社は金融自由化によって大きく変化していることがわかった」「証券会社で働くやりがいを知り、証券会社についてもっと知りたいと思うようになった」などの感想が出され、証券業という業種の魅力を理解することができたようです。

証券市場と金融機関の関わりについて講義する佐藤支店長