文堂ゼミナール3年生が富山信用金庫本店を訪問

9月10日に、文堂弘之ゼミナールに所属する3年生5名と4年生3名の計8名が、富山県富山市の富山信用金庫（代表：山地清理事長）の本店を訪問しました。

文堂弘之ゼミナールでは、企業の財務管理や金融?証券について研究しています。今年度は、現在国の政策となっている“地方創生”をテーマに定め、地域金融機関による地域の中小企業の新たな支援のあり方を研究しています。

この日は、本店到着後に最上階の大会議室に案内され、岸和雄常務理事からご挨拶をいただいた後、窪田賢一審査部調査役より、“富山モデル”といわれる取引先企業の事業再生?経営改善支援に関する先進的な取り組みについて詳細にご説明いただきました。その後、3年生が春セメスター中の研究成果として作り上げた独自の支援策の素案に対するご意見やアドバイスを頂戴した後、梅川雅之理事?審査部長より、大学時代に金融を勉強することの意義と信用金庫などの金融機関で働くことのやりがいについて学生への期待を込めたご挨拶をいただきました。最後に、富山信用金庫の方々とともに記念写真を撮影し、今回の訪問に対する手厚い歓待への御礼を述べ、富山信用金庫本店を後にしました。

今回富山信用金庫を訪問した文堂ゼミナールの学生は終了後に、「金融支援と経営支援の関係について深く学ぶことができた」「地域金融機関による中小企業支援の実際を詳しく知ることができ、これから当初案の修正を検討する上で大変参考になった」などと感想を述べ、研究成果のレベルを高めようという意欲を見せていました。

なお、今回の訪問には地元の複数の新聞記者が取材に訪れました。後日、以下の３つの新聞で文堂ゼミナールの学生の訪問に関する記事が掲載されました。

「企業支援の手法学ぶ　富山信金に視察」『富山新聞』2015年9月11日（金） 25面。
「常磐大生が富山信金の取り組み学ぶ」『北日本新聞』2015年9月11日（金） 5面。
「大学から初の視察　経営支援事例を解説」『ニッキン』2015年10月2日（金） 8面。

富山信用金庫による取引先企業の事業再生?経営改善支援の取り組みについて説明される窪田調査役

富山信用金庫の方々に質問する文堂ゼミナール学生

学生の質問に対し丁寧に回答される窪田調査役

富山信用金庫の方々とともに記念写真を撮影