- 2016年12月15日
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「地域金融システム論」にて常陽史料館を見学
12月15日に、経営学科の専攻科目である「地域金融システム論」の履修者が常陽史料館を見学しました。
「地域金融システム論」は、地域金融の仕組みや機能、現状について学ぶための学科専攻科目であり、水戸信用金庫の寄付講座です。
この日は、茨城県の金融の歴史について深く学ぶために、校外学習として、水戸市備前町にある常陽史料館を見学しました。常陽史料館は、常陽銀行創立60周年を記念し、郷土の歴史や芸術文化、金融経済に関する資料を収集し、公開する目的で平成7年7月に創設されました。館内には、貨幣や銀行に関する資料を展示する「貨幣ギャラリー」のほか、郷土文化や金融に関する図書資料を公開する「史料ライブラリー」などがあります。
館内では、複数の学芸員の方が貨幣の歴史や常陽銀行の設立時の経緯などを丁寧に説明してくださったおかげで理解が深まりました。また、1億円と千両箱の重さ体験、偽札防止の工夫など興味を引くような展示も多く、楽しみながらの見学となりました。
見学後、学生からは、「お金の歴史を時代の流れとともに学ぶことができました。」「館内には昔のお金や貨幣が展示されて、全て本物だと言うことに驚きました。」「2階の資料室では銀行史だけではなく、随筆、詩集、浮世絵集などもあり、貴重な体験となりました。」、「常陽銀行の設立の経緯や歴史を学ぶことで、茨城の経済に関する知識も深まりました。」「金融関係の仕事に就きたいと思っているので、大変ためになりました。」などの感想が出され、金融への関心をより一層深めることができた見学となりました。
千両箱の重さを体験する学生
時代別の貨幣の展示を見学する学生