「ビジネス専門演習」のプロジェクトとして京成百貨店でイベントを実施

1月5日?6日に、経営学科の3年生以上の専攻科目である「ビジネス専門演習」（商業?マーケティング分野）（担当：村中均准教授、面川真喜子講師）の履修学生達が、京成百貨店においてイベントを実施しました。これは、（株）水戸京成百貨店との産学連携プロジェクトで、「お客様への来店動機につながり、物販につながるような企画」という課題のもと、学生達がイベントを考案し、当日はスタッフとして運営を行いました。

実施したイベントは全部で2つ。一つ目は、京成百貨店内のファッションブランドを使ったコーディネートを紹介する「茨城京成コレクション」。このイベントは、8人の学生モデルが着こなしのポイントを説明するファッションショーで、2日間で約200人の集客がありました。二つ目は「京成アロマ動物園」。これは、対象商品を購入された方にアロマワックスバーや動物のタオルアート作りを体験してもらうイベントで、2日間で約40人の集客がありました。

1月31日には京成百貨店において最終報告会を行いました。京成百貨店関係者の前で、イベントを行ったチームごとに、これまでの取り組みの内容について発表しました。関係者から「2日目は1日目の改善点を踏まえており、より良いものになっていた」「自分自身も楽しみながらイベントを行うことが重要」「今回の経験を就職活動や社会人になったときに活かしてほしい」というコメントをいただきました。

今回で9回目となるプロジェクトですが、今年度も「物販」ということに重点を置き、販売講座と接客講座の受講や、ブログやツィッターや動画サイト等のソーシャルメディアを利用した事前のプロモーション活動等に取り組んできました。学生達からは「実際にものを販売する難しさを感じた」「この経験をもとに、自信をもって就職活動に取り組みたい」というような感想を聞くことができました。

学生達は、企業の方とプロジェクトを行い、また高く設定された目標（各イベントとも2日間で20万円の売上）を達成したことで自信を深め、社会人への意識も高まったようです。また、チームで取り組むことを通じてコミュニケーション力を高め、チーム内での役割やチームへの貢献の重要性について理解を深めたようです。

茨城京成コレクション

京成アロマ動物園

2019年1月31日(木)の最終報告会

＊イベント当日の様子は、1月6日の茨城新聞、読売新聞、東京新聞で記事として取り上げられています。