- 2019年10月3日?10日
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「キャリア開発論」で常陽銀行の専務取締役および卒業生行員が講義
10月3日に、「キャリア開発論」にて常陽銀行専務取締役の村島英嗣氏をお招きし、「常陽銀行の概要と人事制度」についてご講義していただきました。
「キャリア開発論」は、今年で9年目となる常陽銀行の寄付講座です。経営学科3年生の必修科目であり、企業の人事部門担当者に実際の人事制度や入社後のキャリアアップの仕方を講義していただき、学生たちに自分の将来の働き方やキャリアの積み方を深く考えてから就職活動に臨めるようになってもらうための授業です。
企業の人事部や社員の方々から具体的な話を直接聞ける貴重な授業のため、就職活動に臨む学生にとって貴重な科目として知られています。
この日は、村島専務から、会社概要、業務内容、人事制度について詳しく説明していただきました。講義のあとの質疑応答では、経営統合の効果、AIの影響と導入の方向性、行内のスキル認定制度の内容や認定基準、専門人材の育成、海外銀行との違い、経営理念の内容、新入行員への期待、人材採用で重視する点、働き方改革への対応、外国人への対応、在宅勤務の内容、学生時代に学んでほしいことなど、多くの学生から様々な質問が出され、分かりやすく丁寧に説明していただきました。
翌週の10月10日には、全国十大赌博官网卒業生である2人の常陽銀行行員が講師になって、現在の仕事内容ややりがい、将来の目標、在学生へのアドバイスなどを語っていただきました。
入行して2店目の店舗で預り資産渉外業務を担当している宇都宮亜矢さんは、お客様のニーズをヒアリングし、適切な情報を提供することによりお客様の不安や不満を取り除くことができた際にやりがいを感じることや、時代の変化に対応しながらお客様に満足していただける銀行になりたいとの目標と語っていただきました。学生の頃から地元に貢献できる仕事に就きたいとの理由から常陽銀行を志望した片山梢さんは、窓口業務でお客様からありがとうと言って頂けるときにやりがいを感じることや、来年度からの預かり資産推進業務に向けて商品知識や手続き手順を学んでいることを語っていただきました。
その後の質疑応答では、技術や時代の変化を感じる点、接客での話し方や振る舞いの学び方、地域貢献を感じる点、学生時代にやっておくべきこと、入行前後での意識の変化、仕事になれる期間、雑談力アップのコツ、資格試験の勉強量、使用する情報端末の特徴など、多彩な質問が出され、お二人から率直な説明をしていただきました。
入行時期の異なるお二人の先輩から、「ゼミや合宿などの経験も仕事に活かせる」「人前で発表する経験は非常に役に立つ」など学生時代で重要なことなどのアドバイスを聞いた学生たちは、やりがいを感じられる仕事に携われるよう、就職活動に向けて意識を高めたようです。
常陽銀行の人事制度について講義する村島専務
現在の業務内容について説明する卒業生の宇都宮さんと片山さん