- 2019年11月14日
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「地域金融システム論」にて常陽史料館を見学
11月14日に、経営学科の専攻科目である「地域金融システム論」の履修者が常陽史料館を見学しました。
「地域金融システム論」は、地域金融の仕組みや機能、現状について学ぶための学科専攻科目であり、水戸信用金庫の寄付講座です。
この日は、茨城県の金融の歴史について深く学ぶために、校外学習として、水戸市備前町にある常陽史料館を見学しました。常陽史料館は、常陽銀行創立60周年を記念し、郷土の歴史や芸術文化、金融経済に関する資料を収集し、公開する目的で平成7年7月に創設されました。館内には、貨幣や銀行に関する資料を展示する「貨幣ギャラリー」のほか、郷土文化や金融に関する図書資料を公開する「史料ライブラリー」などがあります。
最初に、常陽史料館の坂場副館長から、貨幣の歴史、両替商の発達から銀行の誕生に至る経緯や変遷などについて講話いただきました。続いて、館内の「貨幣ギャラリー」を中心に見学しました。講話を聴いた後だけに大変分かりやすく、また、常陽史料館のご担当者が解説を加えながらの見学できたため非常に理解が深まりました。見学後、学生からは、「時代が進むにつれ貨幣の大きさ、形がより使いやすく変化していくのは興味深かった」「昔の銀行のポスターなどを見てその当時の暮らしぶりを感じると同時に、金融機関が昔から市民と近い存在にあったことを実感することができた」「金融の勉強をしている中で、貨幣や銀行の歴史を知ることは今後に少なからず繋がると思う」などの感想が出され、金融への関心をより一層深めることができた見学となりました。
坂場副館長の講話の様子
展示を見学する学生