- 2019年12月1日
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経営学科2年生が第1回「Hitachifrogs LEAP DAY Hitachi」で発表
「Hitachifrogs」とは、茨城県(常陸国)の企業と行政が資金を出し合って、地元の高校生?大学生に「アントレプレナーシップを身につけたハイブリッドイノベーター人財」の育成を、無料で半年間研修を実施するというプログラムです。
「Hitachifrogs」は、創設者である小林竜也氏と加藤仁郎氏が、沖縄県で山崎暁氏によって11年間継続して実施されている「Ryukyufrogs」に感銘を受け、全く同じことを茨城県で始めたプログラムです。
この日は、今年の選抜生5名による最終報告会である「第1回Hitachifrogs LEAP DAY Hitachi」が日立市内で午後1時半~午後5時まで開催されました。
5名のうち唯一の大学生として、経営学科2年生(村山ゼミナール所属)の犬塚真央さんも発表し、さらに共同の司会も務めました。また経営学科長の村山元理教授も参加しました。
この日の内容は、著名な起業家たちのセッションから始まり、茨城県で初めて開催された「Hitachifrogs」第1期選抜生の報告会(サービスプレゼン)が行われました。
報告会では、半年にわたる研修の様子を、5人の選抜生が3チームに分かれて英語で発表しました。研修では、社会イノベーションの意義を学び、自ら事業(サービス)を生み出すことが課題として与えられました。その中には10日間のシリコンバレー(米国カリフォルニア州)研修も行われ、Google, Facebookなどの巨大IT企業の本社訪問や、起業家や投資家、有能なエンジニアとの交流から大きな刺激も受けてきたなどが発表されました。
選抜生5人は、研修期間の毎週にわたり、山崎暁氏を中心とした4人のメンターから課題に対する指導を受けました。この日に発表を行った5人は、研修を受ける中で紆余曲折のドラマを経て人間的に大きく成長しました。
その人間的な成長に地域の大人たちが大きく関わっていることと、気づきに重点を置いた教えない学びに、このプロジェクトの特色があります。大学や家庭では味わえない、地域による未来の若手リーダーの育成の場として、本プロジェクトの意義は高いといえます。
第1期選抜生たちと彼らを支えた大人の人たち、前例の右端が「Ryukyufrogs」General Organizerの山崎暁さん。FaceBookより転載。
英語でプレゼンする犬塚真央さん(経営学科2年生)
司会を務める犬塚真央さん(経営学科2年生。写真の右)
山崎暁さん(左端)の質問に答える犬塚真央さん(写真の中央)