- 2019年12月12日?19日
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「キャリア開発論」で水戸京成百貨店の人事担当係長および若手社員が講義
12月12日に、3年生の必修科目である「キャリア開発論」にて株式会社水戸京成百貨店 総務部人事担当係長の内田賢一氏をお招きし、ご講義していただきました。
水戸京成百貨店は、今年創業111周年を迎える歴史ある百貨店。この日は、歴史、企業理念?行動指針、組織構成、雇用者状況や人事管理体系などについて説明していただきました。
「水戸京成百貨店は、県内唯一の百貨店として、企業理念に掲げる「新しい生活文化の創造」と「情報産業として地域の生活文化向上に貢献してゆく」を実現するために、コンサルティングセールスの向上やプロ人材の育成を積極的に行っている」との内田係長の話を聴いて、学生たちは百貨店の接客?販売に求められる能力レベルの高さを理解しました。
講義後の質疑応答では、体験型福袋の反響とターゲット層、県内唯一の百貨店になった要因、入社研修の内容、新卒に求める人材、ショッピングモールとの差別化、インターネット販売への対抗策、今後入れたいブランド、出店の条件、AIへの対応など、学生からの多数の質問に対して、1つ1つ丁寧に回答していただきました。
第2週の12月19日には、入社2年目で、婦人服飾雑貨担当の後に総務部に勤務する川上さんが授業を担当。自身の就職活動での経験、就職先を水戸京成百貨店に決めた理由、現在の仕事内容とやりがいにくわえ、「なんでもできる人、周りを動かす人になりたい」などの将来の目標を学生に語っていただきました。
講義後の質疑応答では、学生時代に学んだことで現在の仕事に生きていること、デスクワークの大変さ、異動を伝えられたときの気持ち、人の話の聞き方、自己分析と他己分析のギャップ、社会人生活に慣れた時期、自己肯定感への意識づけ、できたらよいと思う福利厚生など様々な質問が出され、いずれも詳しく回答していただきました。
講義に参加した学生たちは、就職活動の詳しい経験と人事担当としての具体的なアドバイスを聞いて、自己分析と企業分析の重要性を深く理解したようです。
水戸京成百貨店におけるキャリア形成の仕組みについて説明する内田係長
就職活動のアドバイスを語る川上さん