「ビジネス専門演習」のプロジェクトとして京成百貨店でイベントを実施

1月11日?12日に、経営学科の3年生以上の専攻科目である「ビジネス専門演習」（商業?マーケティング分野、担当：村中均准教授、面川真喜子講師）の履修学生達が、京成百貨店においてイベントを実施しました。これは、（株）水戸京成百貨店との産学連携プロジェクトで、「お客様への来店動機につながり、物販につながる企画」という課題のもと、学生達がイベントを考案し、当日はスタッフとして運営を行いました。

実施したイベントは全部で2つ。一つ目は、トレビの泉に模したゲームに参加いただきながら、トレンドの財布を紹介する「水戸京成百貨店トレビの泉」。このイベントは、2日間で約600人の集客があり、50万円の売上を上げることができました。二つ目は「睡眠効果向上委員会」。これは、パジャマや枕、布団、アロマといった睡眠に関する商品をスタンプラリー形式のクイズを行いながら紹介するイベントで、2日間で約130人の集客があり、40万円の売上を上げることができました。

1月25日には京成百貨店において最終報告会を行いました。京成百貨店関係者の前で、イベントを行ったチームごとに、これまでの取り組みの内容について発表しました。関係者から「動画がよくできている」「2日目は1日目の改善点を踏まえており、より良いものになっていた」「対面販売の面白さが実感できたのではないか」「今回の経験を今後に活かしてほしい」というコメントをいただきました。

今回で10回目となるプロジェクトですが、今年度も「物販」ということに重点を置き、販売講座と接客講座の受講や、ブログやツイッターや動画サイト等のソーシャルメディアを利用した事前のプロモーション活動等に取り組んできました。学生達からは「実際にものを販売する難しさを感じた」「この経験をもとに、自信をもって就職活動に取り組みたい」というような感想を聞くことができました。

学生達は、企業の方とプロジェクトを行い、また高く設定された目標を達成したことで自信を深め、社会人への意識も高まったようです。また、チームで取り組むことを通じてコミュニケーション力を高め、チーム内での役割やチームへの貢献の重要性について理解を深めたようです。

水戸京成百貨店トレビの泉

睡眠効果向上委員会

2020年1月25日（土）の最終報告会