- 2020年1月17日
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経営学検定試験(第34回初級)に9名が合格
2018年12月1日に実施された第34回 経営学検定試験(初級)の結果が発表され、経営学科学生9名が合格しました。
経営学検定試験とは一般社団法人日本経営協会が主催して実施しているもので、初級試験は大学生や新入社員に経営学の基本的かつ総合的な知識を問うものとして定評があります。初級試験は50問あり、四肢択一の試験です。合格基準は経営学検定試験協議会の判定委員会協議を踏まえた合格基準で、今回も60点以上でした。今回の全体の合格率は39.5%です。
経営学科では経営学検定試験(初級)の団体受験を毎年秋に行っています。受験生は「経営学特論」(担当:村山元理教授)の受講生が中心で、3か月の短期集中でテキストを徹底的に勉強して準備しました。
経営学科では、経営学検定だけでなく、授業や「総合政策学部資格試験支援室」「国際学部資格試験支援室」などを通じて、簿記検定やビジネス会計検定、外務員資格試験など、実社会で役立つビジネス系の資格試験の取得を支援しています。
最高得点をマークし今回の試験に合格した本学学生の一人から体験記が寄せられましたので、以下に掲載します。
経営学検定試験を終えて
総合政策学部経営学科 3年
中崎 晃博私は、経営学特論を受講して初めて経営学検定を知りました。経営学の基礎を固めるには最適ではないかと考え、受験を決意しました。
12月1日が試験日だったのですが、私が勉強を本格的に始めたのは11月中旬でした。それまでは先生の講義をただ聞いているだけで、あまり復習も取り組んでいませんでした。そこで、まずは先生から配布された過去問を一通り解きました。これまであまり勉強をしていなかったので、点数は悲惨でしたが、解き終わった後は、問題に関連している事柄やキーワードを、テキストで探して下線を引くということをしていました。その中で、2回目、3回目と出てきたら色を変えたり、二重線を引っ張ったりと工夫しました。これを繰り返していくうちに、どこが中心に出題されているかということが理解できると共に、参考書は二重線や色を変えたりしたおかげで、頻出度や出題傾向が一目瞭然で分かるようになっていました。なので、その後は、検定試験前日までひたすらテキストを読み込んでいました。そして、検定試験3日前あたりから併行して過去問を解き始めたおかげで、本試では8割正解することができました。
心残りとしては、普段の講義で少しでも良いから予習?復習に取り組み、もう少し前から本格的に勉強を始めていれば、10割も夢ではなかったのかなと思いました。
この試験を受けて、これまで学んだ経営学の知識、さらには新しい知識の定着に繋がりました。そして今後、この知識を活かすために、他の資格に挑戦してみたいと思いました。
合格証をもった小澤君