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総合政策学科ニュース

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櫃本ゼミナールが自然体験を行いました


総合政策学科は、教室の中で先生の講義を聴く「座学」だけでなく、学生自身が学内外で実際に活動することを重視しています。今回は櫃本真美代准教授のゼミナールの取り組みをご紹介します。

1.常磐の森で自然体験

櫃本ゼミナールⅠでは、身近な自然(環境)に関心を持ってもらうために、大学構内で自然体験を行いました。

アメリカで化学薬品の恐ろしさを最初に告発した(『沈黙の春』)レイチェル?カーソンは、最後の著書『センス?オブ?ワンダー』(神秘さや不思議さに目を見はる感性)で、大人になると失ってしまいがちな自然への感性を子どものころから育む重要性を訴えています。幼少期の自然体験の重要性や効果は、すでに明らかになっているだけでなく、環境に関わる職に就いている人の幼少期の重要な体験の一つにも、自然体験があげられています。

自然体験には、生態学や環境学の知識だけでなく、子どもから大人まで誰もが体験できる、五感(視覚、聴覚、味覚、視覚、嗅覚)や感性を使ったプログラムがあります。

目隠しをして触った木がどれかをあてる簡単な自然体験ですが、普段人は視覚に頼りすぎており、他の感覚を研ぎ澄まさなければなりません。また、視覚を奪うことで視覚障害者の疑似体験にもなります。

この他に、想像力と感性をフルに活用してもらい、身の回りにある植物を使ってお弁当を作ってもらいました。子どもにとってはよくある遊びですが、柔軟な思考力や想像力、豊かな感性を持っているからこそできる遊びです。また、それぞれの感性に優劣はなく、正解もないため、思い思いに表現することができます。

2.人の暮らしと生物多様性

生態系は、多様な生物が網の目のように相互に関連しあっており、関りがないように見える生物が原因であったり、影響を受けたりします。そしてその多くの原因や影響を与えるのが人間であり、環境問題として現れています。生態系に限らず環境問題は複雑かつ様々な問題と関わっていることから、環境教育はその関わりを見つけられるかどうか、つながり教育ともいわれています。

複雑な環境問題がいかに自分と密接に繋がっているかを考えることは、環境問題のために行動するための気づきの一歩になります。そこで、生物多様性と人の暮らしの繋がりを、45枚のカードを使って、必ずどこかにつながるように考えてもらいました。

3.環境マップづくり

自分の身の回りにはどのような環境(問題)があるのかは、実際にその場所を歩き、目で見ないと分かりません。普段、何げなく通り過ぎていた場所にも、何かがあるかもしれません。五感をフル活用し、身の回りの環境について調べてもらい、発表してもらいました。