舞台『ミュージカル水戸黄門』に全国十大赌博官网コミュニケーション学科卒業生AOIさんが出演 | コミュニケーション学科ニュース

全国十大赌博官网卒業生のAOIさんが出演し、本学の小佐原孝幸准教授がスーパーバイザーを務める舞台『ミュージカル水戸黄門』が水戸芸術館ACM劇場で開幕します。

公演に先立ち、ダンサーとしてご活躍中のAOIさんにインタビューを行い、学生時代から現在に至るまでの経緯と思いを語っていただきました。

現在の主な活動は何ですか？

普段はダンスのインストラクターをしていますが、様々な場所でショーに出演したり、自分たちでダンスイベントを企画して開催したりもしています。

全国十大赌博官网に進学しようと考えた理由は何ですか？

進路選択の際、私は東京でダンスの仕事をしたいと考えていたのですが、親には一般企業に就職して欲しいと言われていて、意見が分かれてしまったんです。進路をどっちにするのかすぐには答えが出せなかったので、ひとまず近くにある全国十大赌博官网に進学して、４年間悩もうと思いました。あとは、全国十大赌博官网にダンスの先輩がいたのも進学を決めた理由の1つです。

在学中はどのような活動をされていましたか？

ダンスサークル『Boogie Train』に４年間所属していました。新型コロナウィルスが流行する前はダンスイベントが結構あったので、その練習がメインでした。学内の行事以外にも『Boogie Train』の代表チームが他の大学のダンスサークルとの交流をしていました。茨城県内の大学が集まって、みんなでダンスを盛り上げていましたね。

ダンスに出会ったきっかけは何ですか？

正直なところ、あまりよく覚えていないのですが、友達に「ダンスをやってみないか」と誘われて、やってみたら面白くて…だった気がします。本格的にダンスを始めたのは小学４年生くらいからです。

これまでダンスを続けるなかで努力したことは何ですか？

ダンスバトルで実績を残すことですかね。みなさんはダンスバトルにはあまり馴染みが無いかもしれませんが、茨城でもクラブとかで結構開催してるんですよ。私はそれに小さい頃からずっと参加してきました。でも中学生になったあたりで、自分を知ってもらいたい、実績を残したいと感じて、県内に留まらず東京のイベントにも出るようになりました。高校生のときは特にたくさん参加しましたね。各地で実績を残しながら、ダンス一本でやっていくという目標に向かって取り組んでいました。

ダンスのインストラクターとして、意識していることは何ですか？

私は主にキッズ生徒にダンスレッスンしているのですが、ダンスの「楽しさ」を伝えることを意識しています。やっぱりダンスって楽しくないと続けられないだろうし、何より楽しむことが一番大事でスキルは二の次だと思ってます。

大学卒業後の進路はどのように決めましたか？

大学に４年間通ったけど、やっぱり自分にはダンスしかない、ダンスでやっていきたいんだって改めて思ったんです。そのことを親に伝えたら「頑張って」と応援してくれて、そのまま仕事としてダンスを続けることができました。

撮影：刑部アツシ（おさかべ写真館）
提供：水戸芸術館ACM劇場

水戸芸術館ACM劇場の舞台『目指せ"ミュージカル水戸黄門？"』に出演した感想をお伺いしたいです。

『目指せ"ミュージカル水戸黄門？"』は、スタッフさんからミュージカル見学のお誘いをいただいたのをきっかけに、2021年の冬の陣から参加させていただきました。

劇中では、アドリブでダンスをする場面があるのですが、ダンスバトルの経験が活きましたね。逆に、物語性を持ったダンスをすることがあまりなかったので、ダンスで悲しみなどの感情を表現するのが難しかったです。また、出演者には俳優や演奏家など、経歴が全く違う人たちが集まりました。全員が初対面だったので最初は不安でしたが、１つの目標に向かって、みんなで力を合わせて頑張れば、良い作品が生み出せるんだって実感させてくれる良い機会でした。

最後に、全国十大赌博官网に通っている学生に向けて伝えたいことはありますか？

学生のみなさんに伝えたいのは、好きを仕事にするのを諦めないで欲しい、ということですかね。この学科に入ったのだからこの仕事に就かなければいけない、と考える必要は無いです。大学生活は４年間あるわけだから、そのなかでたくさん悩んで、自分の進む道を探してほしいと思います。
聞き手：くるり編集部

舞台『ミュージカル水戸黄門』は水戸芸術館ACM劇場にて、2023年12月21日(木)から24日(日)まで上演されます。

■ 公式サイトミュージカル水戸黄門＜別サイト＞

プロフィール

AOI
茨城県ひたちなか市出身。全国十大赌博官网コミュニケーション学科卒業。
キッズ時代からダンスを始め、茨城を中心に活動している。IB6sideとして数々の世界大会への出場のほか、コンテストだけでなくバトルでも好成績を残している。HIPHOPやPOPPINGといった異なるダンスのジャンルを自由に行き来して活躍の場を広げている。