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台湾?国立台北教育大学からの交換留学生による留学報告会を実施しました


2022年2月16日(水曜日)に、台湾?国立台北教育大学からの交換留学生蕭名佑さんによる留学報告会がオンラインで実施され、富田学長、本学学生12名および教職員13名が出席しました。

蕭名佑さんは、2021年4月より交換留学生として本学に在籍しておりましたが、コロナ禍により来日が叶わず、台湾からオンラインで授業を履修していました。今回の報告会では、オンラインでの留学で経験したことについてお話してもらいましたが、日本語の授業での教員や学生との交流の様子、母国語を本学の学生に教えた事、オンライン授業の欠点?利点について等、内容は多岐にわたりました。日本語の授業の初めに、必ず天気について話題にすることを不思議に感じていた事等、異文化を背景に持つ留学生ならではの視点は新鮮で、日本で生活している私たちが当たり前と思っている事が、そうではないことに気づかされました。

本学の学生や教職員と話をする際には、オンラインという壁に加え、マスクで顔の表情が見えず不安を感じるなか、普段よりも大きくリアクションをしたり、自分から積極的に話題を提供するよう心がけていたこと等、円滑にコミュニケーションをとるために工夫していた事についても語ってくれました。

また、参加学生の中には、海外留学を目指している学生がいたため、自分から話す勇気を持つこと、不安や悩みは一人で抱え込まずに必ず誰かに相談すること等、留学にあたってのアドバイスやメッセージも添えてくれました。

報告会終了後設けられた、参加者との懇談の時間では、参加者より温かなメッセージが述べられ、和やかな空気に包まれた時間となりました。普段から交流のあった本学学生とのやりとりの様子から、蕭さんのひたむきな姿勢が本学学生に大きな影響を与え、互いに大きな学びとなっていたことを改めて実感する場となりました。

蕭名佑さんは、母校の国立台北教育大学で特別教育を専攻しており、日本語を専門的に学修しているわけではありません。多大な努力により、留学生向けの科目のみならず、正規課程の授業を日本語で履修できる程の日本語力を身に付け、優秀な成績を収めました。昨年12月には日本語能力検定試験を受験し、見事N1を取得しています。「N1を取ってからが本当の勉強です」と語ってくれましたが、真の努力家としての一面がよく表れている言葉であったと思います。

現在、2022年度に本学へ留学予定の学生が、それぞれの母国で留学に向けての準備をしています。彼らが入国する時期にはコロナ禍が落ち着き、来日できることを心待ちにしております。