2023年5月23日～6月29日にかけて、本学の連携協定校であるアメリカのカリフォルニア州立大学フレズノ校（以下、CSUF）の学生と、日?英会話交流プログラム（全6回）を実施し、本学学生およびCSUFの学生、各28名、計56名が参加しました。本学の参加者は、人間科学部コミュニケーション学科で英語を学修していたり、英語の教員を目指している学生が最も多かったのですが、その他にも、人間科学部教育学科?現代社会学科?健康栄養学科、総合政策学部経営学科?総合政策学科、看護学部看護学科など、幅広い学科の学生が参加しました。

本プログラムは、本学学生と、CSUFで日本語を学修している学生が、オンラインのビデオ通話機能を使用し、互いに言語を教え合うことを通じて、交流するというものです。毎年実施され、リピーターとして参加する学生も多くいます。

各6～8名程度のグループに分かれて実施され、テーマや内容は、各参加学生に任せられていますが、互いの言語力に応じて、ゲームを活用したり、写真を見せ合ったり、分かりやすい言葉に言い換えて話す等、各自工夫して交流を行っていました。

参加した学生に、楽しかったことや印象に残ったことを聞いたところ、

• 外国の方とお話することが初めてだったのですが、相手の方がとても優しく楽しんで会話に取り組めた。
• 日本人よりも外国の方の方が日本文化を大切にしているなと思った。
• グループのみんなとゲームをしたことが一番楽しかった。
• お互いの国のオススメのレストランやファストフード店の紹介や、行きたい場所について話せてとても楽しかった。
• 回数を重ねるごとに仲良くなれたこと。恋愛の話をするまでに仲良くなれた。
• 文化交流ができたこと。お互いの学校生活やよく行くレストランなどについて話した。日本にはない文化を知れることができてとても楽しかった。

等、様々なお話を聞くことができました。

参加学生たちは、互いの言語、国や文化を学び合い、海外からの日本の印象などを聞いたりし、知見を広げることができたようです。また、国境を越えた友人との出会いの機会を得る場となり、現在も継続して、オンライン上での交流を楽しんでいるようです。

今回参加したCSUFの学生の中には、今年の9月から本学に交換留学に来る予定の学生もいます。オンライン上で交流した学生同士が、今度は、対面で再会できる日が今から楽しみです。