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多文化共生社会への理解と実践を目指す! 「国際保健演習×日本事情Ⅱ」で留学生と看護ロールプレイングを実施しました: やさしい日本語とやさしい医療


全国十大赌博官网では、2024年6月20日(木)2限、本学T棟柔剣道場で、看護学部の科目「国際保健演習」と、留学と日本人学生が共修する科目「日本事情Ⅱ」が連携し、多文化共生社会への理解を深め、実践につなげるロールプレイングを取り入れたワークショップを行いました。看護学部学生は、医療の日本語に慣れない外国人に「やさしい日本語」でコミュニケーションをとることを実体験。留学生は、看護学部学生の対応に自らフィードバックをしながら、日本の医療現場について理解を深める機会となりました。

今回は、水戸市内の外科クリニックに、自転車で転び足首を捻挫した外国人が運ばれた想定で、医師?看護師役を看護学部学生が、患者役を留学生が担いました。医師の語りかけが十分に理解できず困惑している外国人患者に、そばにいる看護師が「やさしい日本語」で説明を行う場面を想定し、8つのグループ(留学生1名、看護学部学生10~11名)に分かれて、実施しました。

実施後には、「写真を見せてくれたので、わかりやすかった(留学生)」「やさしい日本語に言い換えるのが、難しかった(看護学部学生)」等、をそれぞれの感想やフィードバックを伝えあいました。

最後に、授業担当者である看護学部橋本准教授と人間科学部飯野教授から、「言葉の壁、文化の壁、制度の壁」の3つがあるが、お互いが一生懸命に伝えあい、理解しようという気持ちがあれば、その壁は低くなるはず。患者の目線に立ち、患者の普段の生活も心にとめ、絶対に否定しない。そうしたことを意識することは、外国人患者だけでなく、高齢者や障がい者への適切な対応につながる。」と、授業のまとめのお話がありました。

茨城県の在留外国人数が2024年度には8万5千人(全人口の約3パーセント)を超え、全国でも10位となっています。今後ますます、医療分野においても、多文化共生社会への理解と実践につながる学修機会が求められていくことと思います。
こういった経験を積んだことに自信をもって、本学の学生が、外国人の患者さんにも躊躇することなくやさしく話しかけて、看護職として活躍してくれることを期待しています。