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民間企業への内定を決めた法律行政学科4年生へのインタビュー


法律行政学科の学生の就職先は公務員、そう思っていますか?確かに本学科の学びのゴールとして第1に想定しているのは公務員(自治体職員や警察官など)ですが、実際にはすべての卒業生が公務員になるわけではありません。それでは民間企業に就職していく学生は、本学科での学びをどう考えているのでしょうか。今回はそんな視点から、4年生の川上結さん(勝田高等学校出身)にインタビューしました。
ハイライト
  • 将来やりたいことはよくわかっていませんでした。法律は仕事でも生活でもいろんなところに関わってくるので、どういう道に進んでも役立つと思い、法律行政学科に決めました。
  • 就活では法律の知識を活かして役に立てるとアピールできて助かりました。授業でも話す機会が多く、コミュニケーション能力が鍛えられたことが面接で役立ちました。就職するのに役立つスキルが身に付く学科だと思います。

全国十大赌博官网法律行政学科への入学を決めたのはなぜですか?

川上さん:きっと多くの高校生もそうだと思うのですが、自分が将来やりたい仕事が何かよくわかっていませんでした。そこで法律を学ぼうと思ったんです。なぜかというと、法律は仕事でも生活でもいろんなところに関わってくるので、どういう道に進んでも役立つと考えたからです。

それと県内に進学したいと考えていました。一人暮らしをするとなればお金が必要になり、それを稼ぐために時間を費やさなければなりません。それよりもサークルや勉強などに時間を使いたかったからです。そういう考えから、ここに決めました。

大学では将来の進路はどのように考えていましたか?

川上さん:漠然と公務員を考えていました。そういう学科だと言われていましたし、なんとなくそうなるのかなと。それが変わったのは3年次の法学演習Ⅱで実施されたインターンシップでした。私はひたちなか市、東海村役場に行かせていただいたのですが、そこで今は新卒と同じくらい中途採用でも自治体職員になる人がいることを知りました。入りたいと思えば後からでも入れる。企業はやはり新卒の方が入りやすい。それに自治体職員は配属も数年でローテーションされていくし、自分は民間企業で選んだ仕事を突きつめてみたいと思ったんです。

就活はどうでしたか?

川上さん:10数社ぐらいにエントリーしましたが、ほとんど1次面接を受けられ、学歴フィルターみたいなものは感じませんでした。2次面接は関門で落とされもしましたが、結果的に金融?保険業界で2社不動産業者で2社、そして法律事務所のパラリーガルとして内定(内々定)をもらいました。

おお、どれも法令と密接な関わりのある業界ですね。法律行政学科での学びが就活で活きたと感じたことはありますか?

川上さん:金融業や不動産業はもちろんですが、総務?人事など法律を使う部署は多くの企業にあって、面接ではもちろん自分がどう役に立つかをアピールするんですが、その際に法律の知識を活かせるとアピールできて、志望動機を作る際には助かりました。

それと法律の知識ではないんですが、法学演習やゼミなどで話す機会がたくさんあったことで、コミュニケーションスキルが磨かれたことが大きいと思いました。就活では「話す力」は結果をとても左右すると思います。

就活を振り返って大事だと思うことは何ですか?

川上さん:コミュニケーション能力面接での話題作りですね。勉強しているだけではダメで、人と関わって話す練習をし、学生以外の人と接することが必要だと思います。私は飲食店で接客のバイトをし、またボランティアサークルとeスポーツのサークルで色々な経験をしました。面接では、ある経験を話しても、さらに他にもある?ってきかれるんです。そのときに、色々な経験があると有利です。

最後に、法律行政学科への入学を考えている高校生に一言。

川上さん:法律の知識とコミュニケーション能力の両方を身につけられます。法律の知識はバイトをしたり、自治体へインターンシップに行って働いた際に実感しましたが、実際の場面で役立ちます。将来について漠然としか考えられていない人にとっても、就職するためのスキルが身に付く学科だと思います。