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法律行政学科ニュース

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授業紹介!「基礎ゼミナール」


今回は法律行政学科の「基礎ゼミナール」という授業を紹介します。「基礎ゼミナール」という科目自体は、総合政策学部の全ての学科で開講されていますが、その中身は学科ごとに異なります。この授業は2年生の前期(春セメスター)に実施され、2年生の秋から始まるゼミナールや、3年時の演習に向けた準備をする科目として位置づけられています。法律行政学科ではどのような内容で実施しているのか、簡単にご紹介します!

1.「基礎ゼミナール」ってどんな授業?

法律行政学科の「基礎ゼミナール」は、「読解力」、「プレゼンテーション能力」、「(議論のための)コミュニケーション能力」の向上を目指す授業となっています。この目的を達成するため、学生たちは「文献の読解とプレゼンテーション」を繰り返し行うほか、文献に関連する「集団討論」を行います。学生同士が互いを評価し高め合う「ピア?レビュー」の手法を取り入れていることも特徴です。

2023年度は、まずグループで法律行政学科のゼミについて調査を行いゼミ紹介のプレゼンをした後、専攻に関連する3つの文献を読み、1人あたり計4回のプレゼンと計3回の集団討論を行いました。以下では、2023年度に学生たちが扱った内容に簡単に触れたいと思います。

2. 2023年度に扱った内容!

[投票率向上のための投票方式]
日本では選挙があっても投票に行く人が少なく、特に10代?20代の若者の投票率の低さが問題になっています。みなさんは、日本の投票率を低くしている要因は何だと思いますか?また、投票率を向上させるためには、どのような対策を打つべきだと思いますか?

まずは、この問題に関する文献を読解することからスタート。配布された文献をじっくり読みながら、筆者がどのような問題意識で、何を根拠に、どのようなことを主張しているのかを分析します。その後、文献の内容に関する報告資料を作成し、みんなの前でプレゼンを行いました。集団討論では、この文献を踏まえて、「若者に政治への関心を持ってもらうための自治体主催のイベント企画」について集団で討論し、グループとしての結論を発表しました。
この他に、「子どもの権利を守るために自治体に期待される役割」、「再犯防止のために自治体が果たす役割」についての文献を読んでプレゼンをしました。集団討論では、実際に自治体の採用試験で出題されたことのあるテーマをもとに、「児童虐待の増加状況に対して、自治体及び地域社会がどのように対応すべきか」、「保護観察対象者を自治体で有期雇用職員として雇用することの是非」について討論しました(写真は最後の集団討論の様子です)。

3.学生の声

学生からは、「準備が大変」と音をあげる声も聞かれましたが、「楽しく参加できた」、「将来役に立つ力を手に入れることができる」といった感想や、「自分の意見を説明したり、他人の意見を聞いてそれを取り入れたり、グループで討論したり活動したりする能力が鍛えられた」、「プレゼンテーション能力が向上した」という声が多数寄せられました。

4.まとめ

「基礎ゼミナール」は法律行政学科の2年生全員が必ず履修しなければならない必修科目です。本学科の授業内容は、文章の読解とプレゼンテーション、さらには集団討論といった、実践力が問われるものです。大学での学びだけでなく、就職活動でも、また社会に出て働く中でも、文章の内容を的確に読み取り、自分の考えを論理的にわかりやすく伝え、他人と議論しながら合意を作り上げていくことはとても重要な能力です。本学科ではそのような能力の育成を積極的に行っています。学生たちがこの授業で向上させた能力と自信を、さらに今後の大学での学びの中で磨き上げていけるよう引き続き教育に取り組んでいきます。