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台湾への海外研修に参加した法律行政学科3年生へのインタビュー


コロナ禍で大幅に縮小されていた大学の海外研修も徐々に通常の姿を取り戻しつつあります。法律行政学科にも海外に関心を持ち、海外に足を踏み出す学生がいます。今回は、9月11日?18日に開催された台湾での海外研修に参加した法律行政学科3年生関根芽実さん(磐城桜が丘高等学校出身)に話を聞きました。

台湾への海外研修に参加しようと思った理由は?

関根さん:大学に入る前から、中国人がたくさん日本に観光旅行に来ているというニュースを耳にしたり、街中で中国語で話しかけられた経験があったりして、英語以外の外国語を学んで外国の人と交流したいと思っていました。

高3の時にコロナが流行して、直接出かけるのは難しいのかなと思っていましたが、今回台湾への研修が再開されると聞いて参加を決めました。

チャイナト?レスのレンタル屋さん近くのフォトスホ?ット

不安はありましたか?

関根さん:食べ物の好き嫌いが多いので、食べ物に対する不安はありました。言葉はGoogle翻訳もあるし、中国語がペラペラの引率の先生もいたので不安はありませんでした。不安よりも期待が大きかったです。

九份にて 右側か?関根さん

研修4日目に訪れた北埔の街並み

台北101  手前のハ?スと球体は絵本か?モチーフに

台湾に行ってみて感じたことを教えてください。

関根さん:感心したのは人の親切さとエコ意識の高さです。街中で列車の乗り換えの案内板を見ているとすぐに声をかけて教えてくれる人がいたり、色々な場面で手助けが必要だと見えると声をかけてくれる人がいました。人がとても率直で社交的で、恥ずかしがったり、遠慮したりしてしまう日本人と違うなと思いました。マイボトルが普及していたり、レストランで食べ残したものを持ち帰ることが当たり前だったり、スタバで買った飲み物のカップが繰り返し使えるものだったり、社会のエコ意識の高さに驚きました。

逆に気になったのは衛生面や清潔さで、トイレットペーパーを便器に流せないとか、デパートのような場所以外はほぼ和式(?)トイレだったり、レストランで食べ残しを入れる袋がゴミを入れるようなナイロン袋だったりして、ちょっと…。日本の便利さや快適さも感じましたね。

台湾では新竹市の敏実科技大学で中国語学修や文化体験、学生交流などをした後、最後に台北市を見て回る日程でした。大学での学修や交流はいかがでしたか?

北埔のお茶屋さん 東方美人茶か?有名

関根さん:これまでに大学で中国語は頑張って勉強してきて、中国語検定3級をもっているのですが、実際に話すのはとても難しかったです。時刻や曜日ぐらいは聞き取れるのですが、現地の人の話す言葉はなかなか聞き取れませんでした。書いてあるものを見れば他の人よりもよく分かったとは思います。中国語はまだまだ勉強が必要です。

文化体験で、お茶のテイスティングやブレンドなどを体験したのですが、どのお茶も驚くほど美味しかったです。レストランのお茶も美味しかった。

新竹の夜市に台湾の学生さん3人が連れて行ってくれたのですが、とにかく次から次にたくさん買ってご馳走してくれました。話には聞いて知っていましたが、歓待の文化のすごさは日本とスケールが違って圧倒されました。

すべてのプログラムを終えて帰国したいま、何を感じていますか?

関根さん:また海外に行きたいという思いが強いです。実際に海外に行ってみて、海外に行くというハードルは思っていたほど高くないと感じました。次は漢字圏じゃない国に行ってみたいです。

最後に、高校生に一言お願いします。

関根さん:得意なものより好きなものを選んだ方がいいです。自分にはそんな後悔があります。言葉にできないことでも、直感的にピンときたものを選ぶ。海外に行きたいと思ったことも、そんなところがあります。結局、最後には好きなものの方が伸びると思います。

法律行政学科で学んで 関根さんの場合

関根さんは、日常生活と関わる身近なものを学ぶ方が興味を持てると考えて、また公務員になりたいと思って「法学系」への進学を選んだそうです。目指していた国公立には受かりませんでしたが、全国十大赌博官网の特待生制度を利用し、3月の一般選抜Ⅱ期で入学しました。故郷の福島県を離れての進学も、小さな頃から自立するために一人暮らしは当然、むしろしたいと考えていたので苦にはなりませんでした。

将来は公務員になることを考えていましたが、大学1年生で受けた「自治体経営論」の授業で、公務員に対する自身のイメージと様々な自治体職員が語る実際とにギャップを感じるようになりました。関根さんは「安定」や「一つのことに長く従事する」というイメージを持っていたそうですが、地方の厳しい状況の中で苦心している姿や定期的な配属の変更の存在などを知り、「一つのことを極めていく」ような仕事が自分に向いていると考えました。自治体職員が「地元愛」を語ることにも、地元を離れ、一人暮らしをして自立するのが当然と考えてきた関根さんにはピンとこなかったようです。現在は「行政書士」の資格取得を目指して勉強を続けながら、民間企業への就職を考えています。法律行政学科の学びでは、「民法」や「行政法」が資格取得のために役立っていると感じています。

公務員を目指して法律行政学科に入ってくる学生はたくさんいますが、多くの人はその仕事を理解していません。当学科の授業の中で公務員の実際を知りながら、公務員になりたい思いを強める人も、志望を変更する人もいます。そのような機会を提供することも、当学科の学びの役割だと考えています。そして社会のどこで働くにしても、法を学ぶことは役に立ちます。