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法律行政学科ニュース

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【授業紹介】「労働法」の授業で外部講師の方の講演がありました。(その1)


7月10日(水)より、法律行政学科の学科専攻選択科目である「労働法」の授業で外部講師の方を招いてのゲストスピーカーの回が2回にわたって開催されています。

労働法は公(官公署)?私(民間)にわたり実務に直結する分野です。今回はまずその第1弾として、「民」から「社会保険労務士」の方にお越しいただき、お仕事の内容を中心にレクチャーをお願いしました。

今回外部講師としてお越しいただいたのは茨城県社会保険労務士会副会長で、社会保険労務士法人葵経営代表の特定社会保険労務士皆川雅彦先生で、同法人に所属する同じく社会保険労務士榎本幸子先生からも講義にご協力をいただけました。

皆川先生はまずご自身のプロフィールをご紹介のうえで、「社会保険労務士の最近の動向」について触れられ、社労士制度創設50年を超えこのところ人気急上昇であること、それに伴い試験の難易度アップし、最近10年の動向 合格率5%から7%程度であること、また、合格者の約4割に当たる女性の進出に伴いダイバーシティ化が進んでいることなどもご指摘されました。

つぎに具体的な社労士の仕事内容についてご紹介くださりましたが、このところの業務は紙媒体ではなくクラウドによることを榎本先生から実際のクラウドを投影いただきながら先端的な業務内容について具体的なかたちで触れていただきました。

また、これから社会人として就職するにあたって、給料の中から税金以外に天引きされている社会保険や労働保険に関する知識もあわせてご教授くださり、最後は「これから求められる労務管理と組織のありたい姿」として、社労士業務が抱える今後の課題等を展望くださりました。

ご講演くださる皆川先生

ご講演くださる榎本先生

受講生には「今日の課題」として、感想文の提出をお願いしましたが、「自分が就職する上で給与体系は大切なことであると知る事ができたので、更に知識を深めていきたい。」「社労士は、労働法の専門家として企業との契約を通じて手続きの代行やコンサルティングを行い、労働環境の改善に貢献している。」「今まであまり社会保険労務士という資格のことは知らなかったので、今回の講義でどんな仕事をしてどういう人と向き合っているのかがよく理解出来た。また県内でも社会保険労務士会の会員数が増えていて、特に女性も活躍出来ると聞いたので目指してみる価値はあるなと思った。」などの意見が受講生の側からありました。

法律行政学科では、入試のガイドブックなどに「めざす進路?分野」として「行政系公務員」、「公安系公務員」以外に「法律系専門職」として「司法書士」、「行政書士」、そして今回の「社会保険労務士」をうたっており、今後も秋セメスターに、「法律行政学概論」という授業の中で、司法書士や行政書士の方を招いての講演も予定しております。現場の方の話を聞いて、将来の進路として法律系の資格取得を一人でも多く目指してほしいものです。


※7月17日には第2弾として、今度は「公」の立場から「労働基準監督官」の方を招いてのレクチャーをお願いしますが、来週後半あたりにまたアップいたします。

講演の様子

当日の講演を熱心に聞き入る受講生