【学科活動】公務員だけではない!「法律」を学ぶことは民間企業でも活かせるスキルです!!!
卒業論文報告会が開催されました。
去る1月24日金曜日に、「ビジネスと法」を学ぶ森本ゼミナールで卒業論文報告会が開催されました。自身が執筆した卒論の内容を5分程度にかいつまんでプレゼンするというもので、ちなみに現4年生の卒論の題名は次のとおりです。
- コロナウイルスの現状と影響(青木尚斗)
- これからの新NISAについて(安達悠翔)
- バリアフリーとは何か~すべての人が暮らしやすい社会の実現~(石井大雅)
- 違法賭博の社会的?経済的影響(石塚陸)
- ChatGPTが世の中に及ぼす影響(遠藤有倖)
- 生成AIの利便性と脅威性について(鹿志村智也)
- 人手不足社会の現状と課題(國井沙都和)
- AIと法整備(桒久保奈々)
- 子育て支援に関する地域ごとの格差の現状と課題(清水遥香)
- 空き家問題に対する各自治体の対策(関根芽実)
- ポストコロナウィルス禍のネットショッピング~料理宅配サービスの売り上げの変化と今日的課題~(高野翔貴)
- 行政と企業のDX化の現状と展望(中村有紗)
- 児童虐待の現状と課題~今後求められる支援について~(沼田真聖)
- 各国と企業による脱炭素化への取り組みについて(野澤陽生)
いま流行りのChatGPT、生成AI、DX、新NISAから、コロナ禍、脱炭素、子育て支援、空き家問題、児童虐待、人手不足、バリアフリー…まで実にさまざまなテーマが卒論の題材として取り上げられており、現2?3年ゼミ生は、来年以降今度は自分たちが卒論を執筆することになるため熱心に聞き入っていました。
現4年ゼミ生の就職内定先も、常陽銀行、水戸信用金庫など地元の金融機関に3名、IT企業のシステムエンジニアに4名、市役所に1名、メーカーなど地元の民間企業等に4名…と実に多種多様です。
そうです、トキワの法律行政学科は市役所などの行政系公務員と、警察官などの公安系公務員に毎年優れた実績のある学科ですが【過去の「学科ニュース」をご参照ください】、だからといって必ずしも全員が公務員になるわけではありません。当然に民間企業も卒業後の選択肢としてあげられ、毎年数多くの卒業生が法律行政学科から民間企業に就職しています。
民間企業に内定した4年ゼミ生の何人かにそのあたりのことを聞いてみました。
石井大雅さんは地元の金融機関である常陽銀行に営業職として内定しました。石井さんは、生活を取り巻く法律についての知識を深めることで人の力になることができると考えて法律行政学科を選択したそうです。就活では「地域に貢献できる」という点を重視しましたが、選考過程ではグループワークや、ディスカッションなどがあり、自ら発言できる力や考える力を培うことができるため大学での学びは重要で、また、法律行政を専攻しているので社会のルールを知っておくことも就活生として大切だと語ってくれました。
現4年ゼミ生の就職内定先も、常陽銀行、水戸信用金庫など地元の金融機関に3名、IT企業のシステムエンジニアに4名、市役所に1名、メーカーなど地元の民間企業等に4名…と実に多種多様です。
そうです、トキワの法律行政学科は市役所などの行政系公務員と、警察官などの公安系公務員に毎年優れた実績のある学科ですが【過去の「学科ニュース」をご参照ください】、だからといって必ずしも全員が公務員になるわけではありません。当然に民間企業も卒業後の選択肢としてあげられ、毎年数多くの卒業生が法律行政学科から民間企業に就職しています。
民間企業に内定した4年ゼミ生の何人かにそのあたりのことを聞いてみました。
石井大雅さんは地元の金融機関である常陽銀行に営業職として内定しました。石井さんは、生活を取り巻く法律についての知識を深めることで人の力になることができると考えて法律行政学科を選択したそうです。就活では「地域に貢献できる」という点を重視しましたが、選考過程ではグループワークや、ディスカッションなどがあり、自ら発言できる力や考える力を培うことができるため大学での学びは重要で、また、法律行政を専攻しているので社会のルールを知っておくことも就活生として大切だと語ってくれました。
卒業論文報告会で発表する石井さん
中村有紗さんは、地元のメーカーである株式会社ブイテックスに総合事務職として内定しました。入学当初は、将来やりたいことなどが決まっていなかったため、あらゆる分野に精通している法律を学ぶことで幅広く資格取得や就職活動に役立つと考え法律行政学科を選択したそうです。就活では、小売業、金融、商社、メーカーなど幅広く関心のある企業を受け、内定を得た企業の中から最終的に自分の特性などを考えてメーカーを選び、法律を学んでいたことはどの業界でも役立ち、企業からも評価されていると感じたといいます。
卒業論文報告会で発表する中村さん
鹿志村智也さんは地元のIT企業である株式会社システムクラフトにシステムエンジニアとして内定しました。もともと県内の大学に進もうとしていて、どの就職先に行っても役立つ知識が得られると考え法律行政学科を選んだそうです。就活では、学内の企業説明会で説明を聞いて一番興味が湧き、やってみたいと考え、5社ほど受けてIT企業に内定を取り、法律を学ぶことで社会に出てからも活かせる知識が得られたことを強調していました。
経営に関する科目も学ぶことができます。
法律行政学科では1年次から、「憲法」、「民法」、「刑法」、「行政法」など法律に関する科目や、「行政学」、「地方自治論」、「自治体経営論」などの行政に関する科目を専門科目として学ぶことになりますが、これらの科目以外に、経営学科や総合政策学科など他学科で開講している科目でも「相互履修科目」として単位修得が可能です。
具体的に現3年ゼミ生が実際に受講している科目として、経営学科開講科目では「サービス産業論」、「ファイナンス基礎論」、「金融概論」、「地域金融論」、「地域金融システム論」、総合政策学科開講科目では「地域の持続可能性と共生」、「地域文化資源と観光」、「地域観光産業」、「観光概論」などがあり、人間科学部など他学部の開講科目についても一部履修可能です。
卒論報告会に参加した3年ゼミ生柏倉萌々さんは高校時代から政治経済が好きで、法律科目などを本格的に学べるということで法律行政学科に入学しました。地元の金融機関が第一志望で、入学当初から金融機関への就職を考えており、経営学科の科目である「地域金融論」や「地域金融システム論」などの科目を相互履修科目として履修し現場の外部講師の方の講演や施設見学を通してますますその気持ちを強くしたそうで、予定通りに金融機関での就職活動に挑んでいます。
具体的に現3年ゼミ生が実際に受講している科目として、経営学科開講科目では「サービス産業論」、「ファイナンス基礎論」、「金融概論」、「地域金融論」、「地域金融システム論」、総合政策学科開講科目では「地域の持続可能性と共生」、「地域文化資源と観光」、「地域観光産業」、「観光概論」などがあり、人間科学部など他学部の開講科目についても一部履修可能です。
卒論報告会に参加した3年ゼミ生柏倉萌々さんは高校時代から政治経済が好きで、法律科目などを本格的に学べるということで法律行政学科に入学しました。地元の金融機関が第一志望で、入学当初から金融機関への就職を考えており、経営学科の科目である「地域金融論」や「地域金融システム論」などの科目を相互履修科目として履修し現場の外部講師の方の講演や施設見学を通してますますその気持ちを強くしたそうで、予定通りに金融機関での就職活動に挑んでいます。
「コンプライアンス」という言葉を聞いたことがありますか?
法律行政学科で「法律」を学んで民間企業に就職、その強みを考えるならキーワードの一つとして「コンプライアンス」という言葉があげられます。「コンプライアンス」とは「法令遵守(じゅんしゅ)」と訳されますが、たんに法律さえ守れば何でもしていいかと言うとそういうことではなくて、企業活動を円滑に進めるためには法令のみならず、それぞれが所属する業界団体のルールや内部規程、企業倫理と言われるものまでも幅広く含まれることとなり、したがって「コンプライアンス」抜きの企業活動はありえないものと考えられます。
残念ながらこの「コンプライアンス」を欠く企業活動がからんだ不祥事が、新聞やニュースに取り上げられることがあります。「法律」の学習は単に条文の丸暗記ではなく、実際の企業活動にどのような法的問題があるのかを知った上で、トラブルの発生を未然に防ぐこと、またトラブルが発生してしまった際にはその被害を最小限に抑える事後の手立てを考えること、これらの実践的なスキルを身に付けることこそ「法律」を知っているという強みにつながっていくわけです。
そうです、昔から法律関係の学部?学科はこの点、「つぶしが効く」学部?学科であると言われて来ました。「法」と付くとどうしても堅苦しいイメージが付きまといますが、それはけっして不要ということではなくて、重要だからこそあらゆる組織に必須のスキルとなっているのです。組織の基盤は行政機関でも民間企業でも「法律」をベースに成り立っており、民間企業を志望する学生にとっても「法律行政学科」の学んだスキルは就職活動でも十分に生かせます。
トキワの「法律行政学科」で「法律」を勉強して民間企業へ、そんな未来図をいっしょに描いてみませんか?
残念ながらこの「コンプライアンス」を欠く企業活動がからんだ不祥事が、新聞やニュースに取り上げられることがあります。「法律」の学習は単に条文の丸暗記ではなく、実際の企業活動にどのような法的問題があるのかを知った上で、トラブルの発生を未然に防ぐこと、またトラブルが発生してしまった際にはその被害を最小限に抑える事後の手立てを考えること、これらの実践的なスキルを身に付けることこそ「法律」を知っているという強みにつながっていくわけです。
そうです、昔から法律関係の学部?学科はこの点、「つぶしが効く」学部?学科であると言われて来ました。「法」と付くとどうしても堅苦しいイメージが付きまといますが、それはけっして不要ということではなくて、重要だからこそあらゆる組織に必須のスキルとなっているのです。組織の基盤は行政機関でも民間企業でも「法律」をベースに成り立っており、民間企業を志望する学生にとっても「法律行政学科」の学んだスキルは就職活動でも十分に生かせます。
トキワの「法律行政学科」で「法律」を勉強して民間企業へ、そんな未来図をいっしょに描いてみませんか?