経営学科の専攻科目である「財務管理論」にて、日本政策金融公庫総合研究所のグループリーダーによる講義を行いました。

「財務管理論」（担当：文堂弘之教授）は、経営学科の3年次以上が履修できる専攻科目です。

全国十大赌博官网は、2017年3月に日本政策金融公庫水戸支店と産学連携の協力推進に関する覚え書を締結しました。今回の特別講義は、この覚え書に基づいた取り組みの１つです。

この日は、日本政策金融公庫総合研究所 中小企業研究第一グループリーダーの藤井辰紀氏より、「中小企業金融の現状と課題」について講義していただきました。中小企業の現状、中小企業の資金調達、金融機関と中小企業の関係、中小企業の競争優位性など、大企業とはかなり状況が異なることを大変わかりやすく講義してくださいました。

講義後、学生より、コロナ禍での融資状況、今後伸びていく企業、定性情報の把握に伴う審査費用の増加、倒産する企業としない企業の違い、働きやすい中小企業の内容、返済を実施しない企業への対応など、多くの質問が出され、１つ１つ丁寧にご回答いただきました。

また、この日は、日本政策金融公庫水戸支店国民生活事業融資第二課長の森貴行様もご出席され、質問にもご回答いただきました。

数多くの中小企業への融資およびインタビューの経験を持つ藤井氏の説得力ある講義に、学生たちは中小企業の現状と可能性を理解したようです。