1月11日に経営学科の専攻科目である「観光経営論」にて、水戸宿泊交流場の中村彩乃氏、川島飛鳥氏、寺崎倫代氏、水戸市都市計画課課長補佐（元水戸観光コンベンション協会事務局次長）の田部田英智氏をお招きし、講義をしていただきました。

「観光経営論」は、今年度より、地域の観光人材の育成を目的とし、（一社）水戸観光コンベンション協会との連携講座として開講されている授業科目になります。

この日は、まず、中村氏と川島氏と寺崎氏より、地域に暮らす人と訪れる人が交流することで新たな○○がうまれるきっかけのゲストハウスをコンセプトに2021年4月にオープンした水戸宿泊交流場の事例を紹介していただき、田部田氏より、「MICE～観光総力戦！！～」という題名で、MICEの定義、MICEと観光との関係性、MICEの効果、MICEで重要となる点についてご講演いただきました。

受講した学生たちからは、「空き家を利用した水戸宿泊交流場の取り組みは、人に寄り添った地域活性化の手段であり、一つの場で多くの人が交流する機会を与えるというビジネスは、他分野にも応用可能と思う」「MICEとは多くの集客交流が見込まれるビジネスイベント等の総称のことであり、MICE強化のために、営業活動や情報の獲得そして情報の分析、人材育成が重要となることが理解できた」という感想がありました。