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経営学科「基礎ゼミナール」で、「SDGsワークショップ」を開催しました


経営学科は、2年生の必修科目「基礎ゼミナール」の授業において、株式会社ソーシャルキャピタルマネジメントのご協力のもと、7月16日に「SDGs ワークショップ」を開催しました。「基礎ゼミナール」では、秋セメスターから始まるゼミ活動の準備として、4月からSDGsの17のゴールを題材に、資料読解やグループディスカッション、プレゼンテーションの練習に取り組んできました。今回のワークショップはそれらの総仕上げになります。

今回のワークショップは3段階のセッションで行われ、第1限は「2030SDGs カードゲーム」。学生がペアで1つのチームを作り、約15のチームで1つの世界を作る、という設定で行われます。それぞれのチームが、おカネと時間と「意志」を使って自分たちのゴールを目指して様々なプロジェクトを実行していきます。その際、自分たちの行動で世界全体(経済、環境、社会)がどのように変わるのか、望ましい方向に変えていくには自分たちの行動をどのように変えるのかを体感します。持続可能な開発を実現するためには周囲との連携が必要であることを強く実感する時間になりました。続けて、SDGs の実現に向けて高校生のときに起業した大阪大学2年の山田果凛さんの講演。ご自身の生い立ちから事業内容などのお話から、何事も諦めずに挑戦する大切さを学びました。山田さんの行動力や、志の強さに心打たれた学生も多くいました。そして第2限で、グループごとに自分たちが取り組みたい課題と、その課題をクリアするためのソリューション=ビジネスを考案。第3限でそのビジネスモデルをポスターにまとめプレゼンテーションを行いました。

1日がかりのワークショップを通じて、学生はSDGsのゴールの実現に必要な知識や連携、周囲の人々やアクターとのコミュニケーションや行動力の必要性について実感したようです。また、経営学科での学びを基にソリューション=ビジネスを考案し、その難しさと面白さを知ることができました。今回の学びを、秋セメスターから始まるゼミナールでの活動に活かし、問題意識をもって資料を読み込むこと、研究課題を設定すること、積極的に意見交換を行い考えを深めることなどに取り組むことができるでしょう。