全国十大赌博官网は、公益財団法人いばらき中小企業グローバル推進機構（以下、グローバル機構）との連携協定を締結しています（締結日：2020年9月1日）。

この協定に基づき、経営学科では、2年生以上が履修できる「中小企業経営論」をグローバル機構との連携講座として開講しています。

この授業では、全15回のうち、前半７回において、我が国産業において中小企業が果たしてきた役割とその重要性について学びます。後半8回においては、グローバル機構の仲介に基づいて、茨城県内で操業する中小企業の経営者をゲストスピーカーとしてお招きした特別講義を実施します。特別講義は隔週で4回実施し、1回の特別講義の翌週には、それに関するグループ討議を行います。これにより、隔週で行われる4回の特別講義に関する理解を深めます。

11月8日（水）には、特別講義の第1回目として、ひたちなか市の（株）エムテック 代表取締役の松木徹氏をお招きし、CNC（注１）複合旋盤による精密切削加工技術、特に経済産業省からも補助金支援の対象となったCCDカメラ（注２）によるリアルタイム補正制御を用いた加工技術やその他の超高精度加工技術を磨き上げることによって国内のみならず、欧州においても積極的に顧客を開拓する同社の経営についてご説明頂きました。

11月29日（水）には、特別講義の第2回目として、水戸市の（株）Hiranuma 代表取締役の平沼和也氏をお招きし、?動滴定装置/?分測定装置の設計?製造、?質分析装置、プロセス計測機器の事業で好業績を達成?維持し続け、海外輸出も進めている同社の歴史や経営についてご説明頂きました。

両日とも履修生は真剣に受講し、講義後も複数の学生が熱心に質問をしていました。また、授業後も学生たちは積極的に多くの質問を投げかけていました。

（注１）CNC：Computerized Numerical Controlコンピュータを使って工作機械を数値制御すること。
（注２）CCDカメラ：撮像素子であるCharge Coupled Devices（電荷結合素子）を組み込んだカメラのこと。