2025年1月11日（木）に、経営学科の専攻科目である「地域金融システム論」にて水戸信用金庫理事長の飯村次男氏をお招きし、ご講演をしていただきました。

「地域金融システム論」は、水戸信用金庫の寄付講座としてこれまで20年間にわたり開講してきたものです。財務?会計分野の専攻科目として、地元の金融機関に関心をもつ多くの学生が毎年受講しています。

この日は、経営理念と目指すべき金庫像、創業者?事業承継へのサポートなどの顧客の課題解決に向けた取り組み、「水戸黄門漫遊マラソン」の応援や笠松運動公園のネーミングライツ取得などの地域活性化に向けた取り組み、働きがいのある職場づくりに向けた取り組み、会社の使命と責任、アマチュアからプロへ、採用面接での質問内容、茨城県の経済基盤と水戸信用金庫の現状等についてご講演をいただきました。また、講義後には3名の学生からの質問に丁寧にご回答いただきました。

今回の特別講義を受けた学生たちは、水戸信用金庫の理事長から直接講義を受けられることの意義を実感するとともに、経営理念の重要性、「先義後利」の考え方、人と会って話を聞くことの大切さなどを教えていただいたことで、これから始まる就職活動に意識を高く持って臨もうという気概を持つことができたようです。