- 2020年01月21日 総合
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タイ?ラムカムヘン大学大学院人材開発コース31名を受け入れ1日研修プログラムを実施しました
2020年1月10日、茨城県営業戦略部国際観光課の依頼を受け、タイのラムカムヘン大学大学院人材開発コースに学ぶ31名の学生を本学に受け入れ、1日研修プログラムを実施しました。参加者の年齢層は20代から60代までと幅広く、社会人として仕事をもつ傍ら、修士号の取得を目指す方々がほとんどでした。
日向野副学長の歓迎挨拶に続き、英語で3つの講義を提供。1コマ目は「Corporate Paradigm Shift: The Spirit of Japanese Spiritual Entrepreneurs: Past and Present 」と題して、総合政策学部経営学科長の村山元理教授が担当し、日本の高度経済成長の土台を作り上げた経営者たちの倫理観や高い精神性を紹介しました。2コマ目は、「Japanese Employment Practices and Human Resource Development」と題して、人間科学部現代社会学科教授の旦まゆみ先生が担当し、日本の企業における人材育成制度や人材開発プログラム、企業風土の特徴を紹介。男女共同参画社会の推進に向けての課題も共有しました。
TSS国際センターサポーターの同行で昼食をとったあと、3つ目の講義は、「University Education in the Globalized World: Through the Lens of the United Nations」と題し、富田敬子学長が担当。国連での長年の経験をベースに、グローバルな視野とローカルな稼働力、さらに発信力やコミュニケーション力を伸ばす人材教育の必要性を説きました。参加者は、自国タイにおけるキャリア教育や企業の人材育成の土壌と比較しながら熱心に講義に参加し、密度の高い1日研修プログラムを終えました。
村山元理教授による講義の様子
旦まゆみ教授による講義の様子
講義終了後に富田敬子学長を囲んで記念撮影