模擬授業型のオープンキャンパスを開催

8月23日に模擬授業型のオープンキャンパスが開催され、数多くの高校生が参加してくれました。
模擬授業は全部で3回行いました。１回目は、小磯滋先生による「ソニーの経営学　―経営学はこんなに面白い―」。ソニーに28年間勤務していた経験を踏まえて、ソニーのこれまでの経営方法とこれからの課題を講義していただきました。毎年好評を博している模擬授業です。今年は小磯先生自身が以前、若き日のスティーブ?ジョブスに会った時の話など、経営の現場のリアリティを伝える内容となりました。

2回目は、村中均先生による「茨城って魅力がないの？？？　―ブランドから考える―」。この授業では、茨城県の魅力を高めるための方法を、マーケティングの"ブランド"の視点から解説していただきました。茨城県のブランド力が長年、全国最下位ということを初めて知った高校生も多く、ブランド力を高める取り組みを経営学科が行っている意義を深く知ってもらう内容になりました。

3回目は、澤田茂雄先生による「会社の背比べ　―会計から見る経営―」。誰でも知っている有名な会社をいくつか取り上げて、"会計"の視点から比較してみるという内容でした。会社を客観的に比較して、イメージとは違う本当の姿を見抜くという経営学の醍醐味を、分かりやすく講義していただきました。

参加した高校生は皆、真剣な表情で受講していました。高校とは異なる雰囲気を感じながらも、大学で専門的な授業を受けることをイメージすることができたようです。

「ソニーの経営学」授業風景

「茨城って魅力がないの？」授業風景

「会社の背比べ」授業風景