- 2013年1月23日
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第2期生の卒論報告会を開催
1月23日に、経営学科のゼミナールに所属する学生60名で、卒業論文報告会を開催しました。
昨年度、第1期生を対象に初めて開催し、今回は2回目となります。 報告会は、4つの教室に分かれて実施。普段ゼミナールごとに行っている卒業論文の授業とは異なり、この日は複数のゼミナールの学生が同じ教室で、一人ずつ自分の卒論論文を発表し合いました。 発表は、6分以内に収めることが条件。6分を超えると、途中でも発表を終えなければなりません。そのため、学生たちは論文の内容をなんとか時間内に収めようと、事前に練習したり、資料を分かりやすくするなど、様々な工夫をして本番に臨みました。
なかには6分を超えてしまい、司会から「そこまで!」と告げられ、残念そうに発表を終える人もいましたが、ほとんどの学生が、6分以内にうまく収めて発表していました。 6分の発表の後には、学生や他のゼミナール教員から質問が出されます。どんな質問が出るのか分からないため、発表者にとっては、この質疑応答が一番緊張する場面です。しかし、自分にとって思い入れのあるテーマについて、長い時間をかけて調査して書いてきた論文だけに、どの学生も冷静に回答。さすが4年生といえる姿でした。
また、この日は4年生だけでなく各ゼミナールの3年生も参加しました。ゼミナールの中には、テーマの設定や調査の仕方などについてより深く考えられるように、4年生の発表を3年生が模擬的に各自で採点するところも。先輩たちの、こだわりや個性が光る卒業論文や充実感のある表情を見ていくなかで、1年後に同じように発表することになる3年生に、自分たちも納得できる卒業論文を書きたいという意識が芽生えたようです。
卒論報告会の様子
卒論報告会の様子