「ファイナンス基礎論」で大和証券水戸支店長による特別講義を実施

12月11日の午前10：40～12：10に、「証券会社の業務内容と証券業界の現状 ～証券会社の使命～」とのタイトルで、大和証券水戸支店の佐藤貴嗣支店長による特別講義が開催されました。

これは、経営学科の財務?会計分野の基礎科目である「ファイナンス基礎論」の中で、実際の金融?証券業界に携わる方々を招き、ゲストスピーカーとして講義していただく特別講義です。

この日の講義では、金融の果たす役割から、その中での証券会社の役割、日本の証券ビジネスを取り巻く環境などについて、大和証券グループの特色や、現在進められているアベノミクスの動きを交えながら解説。とくに、現金?預貯金が5割を超える現在の日本の個人金融資産が、来年導入される少額投資非課税制度（NISA）によって、どのように変化する可能性があるかなど、今後注目される話題についても、分かりやすく解説してくださいました。

講義後の質疑応答では、インパクトインベストメントの開発体制、消費税増税の影響と対策、今後の証券業界の方向性、大和証券のネットワークなど、多くの学生から時間いっぱいに質問が投げかけられ、一つ一つ丁寧に回答していただきました。

受講した学生たちは、「日本だけでなく海外の金融にも興味がわいた」「昨今の日本の証券ビジネスを取り巻く環境のリアルな部分を知ることができた」「投資を通じた社会貢献などの幅広い内容にとても興味を持った」などの感想が出され、証券業という業種の魅力を理解することができたようです。

証券会社の役割について講義する佐藤支店長