- 2017年10月5日?12日
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「キャリア開発論」で常陽銀行の常務取締役および卒業生行員が講義
10月5日に、「キャリア開発論」にて常陽銀行常務取締役の横地裕昭氏をお招きし、「常陽銀行の概要と人事制度」についてご講義していただきました。
「キャリア開発論」は、今年で8年目となる常陽銀行の寄付講座です。経営学科3年生の必修科目であり、企業の人事部門担当者に実際の人事制度や入社後のキャリアアップの仕方を講義していただき、学生たちに自分の将来の働き方やキャリアの積み方を深く考えてから就職活動に臨めるようになってもらうための授業です。
企業の人事部や社員の方々から具体的な話を直接聞ける貴重な授業のため、就職活動に臨む学生にとって貴重な科目として知られています。
この日は、横地常務から、銀行業務、金融機関の区分、常陽銀行の概要とめぶきフィナンシャルグループ、そして常陽銀行の人事制度について、詳しく説明していただきました。講義のあとの質疑応答では、銀行と証券会社の違い、県北と県南の支店数、海外事務所を設置する理由、預貸差額の理由、格付けの基準、茨城県から期待されている役割、資格取得の支援制度、研修制度の種類、営業職の内容、女性総合職の比率、コース転換の条件、休暇のとりやすさ、タンス預金の影響など、多くの学生から様々な質問が出され、分かりやすく丁寧に説明していただきました。
翌週の10月12日には、全国十大赌博官网卒業生である2人の常陽銀行行員が講師になって、現在の仕事内容ややりがい、将来の目標、在学生へのアドバイスを語っていただきました。
大学入学時から地元就職を志望し、地域密着という点に魅力を感じて常陽銀行を目指した豊田早苗さんは、渉外預かり資産業務を担当する中で、お客様から「あなたが担当でよかった」と感謝されるときにやりがいを感じることや、信頼される行員とともに尊敬される母親になることが目標と語っていただきました。自宅から通勤でき、学生時代から利用し身近に感じていたことから常陽銀行を志望した竹原果さんは、店頭業務を担当する中で、お客様からお礼の言葉を頂くことや、手続きの迅速さに対するお褒めの言葉を頂くことにやりがいを感じていることなどを語っていただきました。
その後の質疑応答では、取得する資格と勉強方法、仕事に慣れるまでの期間、先輩からのアドバイス例、失敗の後の立ち直り方法、業務の繁閑、残業状況、渉外訪問の準備時間、預かり資産の実績、午後3時以降のミーティング内容、就職活動で意識したことなど、多彩な質問が出され、お二人から率直な説明をしていただきました。
入行時期の異なるお二人の先輩から、「新聞やニュースを読む?見る」「自分の長所?短所を知る」など具体的なアドバイスを聞いた学生たちは、やりがいを感じられる仕事に携われるよう、就職活動に向けて意識を高めたようです。
常陽銀行の人事制度について講義する横地常務
現在の業務内容について説明する卒業生の豊田さんと竹原さん