「ファイナンス基礎論」で日本銀行水戸事務所長による特別講義を実施

1月10日の午前10：40～12：10に、「金融のしくみと日本銀行の役割」とのタイトルで、日本銀行水戸事務所の桑原康二事務所長による特別講義が開催されました。

この日の講義では、「中央銀行」とは、「銀行」としての中央銀行、「銀行券」の発行、日本銀行について、金融システムの安定確保、物価の安定と金融政策などについて解説していただきました。

講義後の質疑応答では、破れたお札の交換場所、仮想通貨が浸透した場合の日銀の役割、地方銀行の将来、フィンテックを学ぶ必要性、ハイパーインフレの可能性、日本で金利が上昇しない理由など、多岐にわたる質問が出され、一つ一つ丁寧に回答してくださいました。

受講後の学生たちの感想には、「日銀が行っている金融政策のメカニズムについて知ることができた」「昔の銀行業務と今の銀行業務では全く異なることなどを知ることができた」「これからの地方銀行にはクリエイティブさが求められているという話があり、非常に参考になった」などといった声が記載されるなど、今回の特別講義に参加して、学生たちは日本銀行の役割の重要性を理解することができたようです。

なお、このニュースと同じ内容のものが　日本銀行水戸事務所のウェブサイトにも掲載されています。

日本銀行の役割について講義する桑原事務所長