日本政策金融公庫による「事業計画書の作り方」を開催

6月7日に、経営学科開設科目「ベンチャービジネス論」（担当：小野瀬拡講師）において、本年度も日本政策金融公庫より現場の事業計画書の作り方をお話いただきました。講師は、昨年度に引き続き、融資の第一線で活躍される日本政策金融公庫 国民生活事業北関東信越創業支援センター所長の大和傑氏です。

この日の講義は、実践的な事業計画書のポイントを教えていただくことを目的に行われました。最初に学科長の村山元理教授より「この教室から一人でも多くの起業家が現れてほしい」と挨拶がありました。

講義では、日本政策金融公庫の概要、日本の創業の状況が話されました。創業に関する豊富な情報をもつ日本政策金融公庫ならではの説明でした。次にビジネスプランの解説がなされました。誰が、どのように困っているのか、という点から事業アイディアを生み出すワークショップが行われました。このワークショップを通し、学生から部活動の委託事業や、ペット預かり事業などのビジネスアイディアが提示されました。

これを受けて大和氏より事業の可能性が示され、「良いプランと悪いプランの違いは、『ひとりよがり』になるかどうか」という重要な指摘がありました。

今年も、大和氏の講義は、わかりやすく楽しいだけではなく、有意義なものでした。学生からは「友人たちと学生起業を考えていたが、何から始めればいいかわからなかった。今回のような講義を聞けたのはとても嬉しかった」といった感想がありました。

＜関連項目＞

「日本政策金融公庫によるゲストスピーカー講義を開催」

「日本政策金融公庫と全国十大赌博官网は本年3月30日に産学連携の協定を締結しました。」

パワーポイントを使った分かりやすいお話

学生たちは熱心に聴講していました