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総合政策学科ニュース

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公務員合格者から後輩に向けてのメッセージ①


2021年3月に総合政策学科の第一期生たちが卒業しました。そのうち4名が地方公務員行政職試験に合格し、市町村役場の職員としての第一歩を歩み始めています。今回はその中の一人、笠間市役所に合格した山口碧(やまぐち?くりや)さんが、後輩たちに向けたメッセージをご紹介します。

山口碧さん

2021年3月 総合政策学部総合政策学科 卒業
笠間市市民生活部環境保全課 勤務
茨城県/下館第一高等学校 出身

1.公務員試験に向けてどんな準備をしたかを教えてください。

私は、公務員の試験勉強に専念することを決めたのが試験の約7ヵ月前と遅く、専門的な知識が必要とされる県庁の受験も考えていたため、苦手科目のほとんどは捨てて比較的得意な科目で得点を稼ぐという勉強法をしました。また、公務員試験対策で手を抜きがちなエントリーシートの準備にとても時間をかけました。A4の1枚を完成させるのに1週間をフルに使い、それについて的確に答えられるよう面接にもたくさんの時間を割きました。

2.総合政策学科の学びが就職にどのように活かされましたか?

私が総合政策学科の学びが1番生かされたと思ったのは、ある市役所の2次試験の個別面接の時です。総合政策学科では公務員に必要な「地域」に焦点を当てた多くのカリキュラムがあります。総合政策演習の際、水戸市内に飛び出しての調査実習では、実際にまちなかを観察しながら歩くことで地方創生を考える場合どこに着するのか、意識する機会となりました。実際に公務員試験の面接の時に質問されましたが、総合政策学科で学んだことを踏まえて私自身の考えをしっかりと伝えることが出来ました。

3.後輩に一言お願いします。

公務員試験1本に集中したことは、私自身は良い選択だったと思っています。しかし、民間企業を1社も応募していないことや、割り切った勉強法も決して真似した方が良い、と言えるものでも無いと思います。皆さんに言えることは、就活を始めるのが遅かれ早かれ、それから先の目標設定や日々の学習などの計画を一番最初に明確にしておくことが大切だということです。コロナ禍で大変なことと思いますが、頑張ってください。