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観光学の「正木ゼミ」で筑波山麓のいばらきサイクルツーリズムを体験しました


2024年度春セメスターの「正木ゼミ」では、4月14日(日)に茨城県自転車政策の立役者で県理事、石岡市副市長を務め、現在は茨城県国際交流協会理事長の根本博文氏がインストラクターで、LuckyFMでHappyパンチ!担当のアナウンサー煙山ゆう氏、同じくCONNECT担当のパーソナリティ水間有紀氏、他お二方、モーハウス代表取締役の光畑由佳氏、フリーの広報コーディネーター川澄香奈恵氏と4年正木ゼミの田中実珠さん、小関一矢さん、ゼミ教員正木聡が参加して、りんりんポート土浦に集合して10時に各自のクロスバイクで出発しました。コースは桜満開の新川沿い桜並木、つくば霞ヶ浦りんりんロードの自転車専用道を走り、虫掛休憩所からサイクルステーションSakataに立ち寄り、昼食は小野小町伝説の地である小町の館にある行列の店小町庵で天ざるうどんを食しました。午後は山ノ荘地区の平和と五穀豊穣を祈願した流鏑馬祭が毎年4月第1日曜日に開かれる日枝神社を訪れ、新たな県指定無形民俗文化財の知見を得ました。帰路はつくば霞ヶ浦りんりんロードで一路りんりんポート土浦を目指して16時に到着し解散しました。

集合場所のりんりんポート土浦は2019年に開設し、シャワー室、自転車メンテナンススペース、トイレ、駐車場(100台分)の他、芝生広場、霞ケ浦を見渡せる屋上テラスなどを備えたサイクリングの拠点施設で、快適なサイクリングが出来るようになっています。つくば霞ヶ浦りんりんロードのうち旧筑波鉄道コースは、常磐線土浦駅から水戸線岩瀬駅まで筑波鉄道(元関東鉄道筑波線)が1918年に開通して1987年までありましたが廃線となり、その線路跡は自転車が走りやすいように舗装されサイクリングロードとして再利用されており、元虫掛駅は虫掛休憩所として整備されサイクリングの憩いの場として使われています。サイクリングロードからは日本百名山の名峰筑波山を望みながら山麓の美しさを実感出来ます。

4年正木ゼミ生の田中実珠さんはいばらきサイクルツーリズムをテーマに卒論を構想中で、今回の体験と茨城県自転車政策に関わった根本博文氏から話が聞け、同じく小関一矢さんはロケーションツーリズムをテーマに卒論を構想中で、県のいばらきフィルムコミッションに関する情報を県OBの根本博文氏から得ることが出来ました。

りんりんポート土浦に集合 筆者撮影(2024)

桜満開の新川沿いの桜並木にてLukcyFMの煙山ゆうアナ、水間有紀パーソナリティと 筆者撮影(2024)

サイクルステーションSAKATAにて 筆者撮影(2024)