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グローバル?クラスルーム
教室と地球をつなぐアクティビティ教材集

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【書籍情報】

書籍名 グローバル?クラスルーム 教室と地球をつなぐアクティビティ教材集
出版社 明石書店
著者 デイビット?セルビー、グラハム?パイク
監修?監訳 小関一也
発売日 2007年12月
価格 2,940円(税込)
書籍の紹介目次

本書の構成

G.パイクとD.セルビーは、グローバル教育を代表する研究者であり、また優れた教育実践家でもあります。 英国の「ワールド?スタディーズ」の研究開発にかかわり、『地球市民を育む教育』(明石書店)の著者としても知られています。 ユニセフやユネスコのコンサルタントを務め、世界中の国々(20カ国以上の国や地域)で、セミナーやワークショップを開催してきました。 世界中の教師と真摯に語りあいながら、教師と共に、カリキュラム開発を続けてきた類まれな研究者であるといってよいでしょう。

『In the Global Classroom』は、その2人によるカリキュラム研究の1つの到達点を示す著作です。 グローバル教育を実践する教師たちの英知を結集した、全2巻500頁以上にのぼる大著です。 日本語版の本書は、必須の理論部分と約半数のアクティビティを厳選して編集しました。

本書の特徴としては、次のようなものがあげられます。

●テーマ間のつながりを考えることができます

環境、開発、人権、平和はもちろん、健康、テクノロジー、マスメディアなど幅広いテーマを扱うと同時に、各テーマ間のつながりを重視して編成されています。 個別テーマに偏ることなく、自由な発想から、つながりを考えていく授業に適しています。

●実践的なアクティビティの手法を学べます

実践の場で効果的な手法をバランスよく紹介しています。世界中の教師が試行錯誤して作り上げた授業方法は、すべての教科とテーマ学習に応用可能です。 どのアクティビティからも、新しい授業方法へのヒントを得られるはずです。

●子どもから大人まで対象を選びません

各アクティビティには一応目安となる対象が示されていますが、年齢を問わず実践できるアクティビティを中心に選定してあります。 大学?大学院の授業やコミュニティでの成人学習はもちろん、教師間の学習会など、あらゆる場面で利用できます。

●キーワードにより理解を深められます

テーマ別にキーワードを用いた解説があり、各テーマの主題や議論のポイントを的確に把握することができます。 また「対照表」を利用して、キーワードに対応したアクティビティを実践することもできます。

●日本での学習に対応しています

本書には、コピー可能な教材用プリントが数多く含まれていますが、日本での学習にも対応できるように改訂してあります。 意味のとりにくいカタカナ語には巻末にグローバル教育用語集をつけ解説してあります。

  • 序文 希望の囚人─自らすすんで希望に囚われる人
  • 序章 可能性の糸を紡いで─グローバルな教室での学習

第1部 すべてを貫く中心テーマ グローバル教育の特徴をつかもう

  • 第1章 肯定的で協力的な学びをつくる
  • 第2章 つながり
  • 第3章 ちがい:ものの見方を意識する
  • 第4章 未来

第2部 柱となる重要なテーマ グローバル教育の基本を学ぼう

  • 第5章 環境と持続可能性
  • 第6章 開発と地球規模の公正
  • 第7章 権利と責任
  • 第8章 平和

第3部 発展する新しいテーマ 総合学習にも対応する現代の課題を考えよう

  • 第9章 テクノロジー
  • 第10章 マスメディア
  • 第11章 健康
  • 第12章 公正
  • 第13章 シチズンシップ
  • 謝辞
  • ”小さな”トランスフォーメーション-監修?監訳者あとがき