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権利のビンゴ

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目的 権利の問題が、いかに日常生活と深くかかわり、多くの問題を扱うものであるのかを紹介する
対象 中学生~
「応用」に示したように、やり方を変えることで小学校中学年から実践可能)
時間 20~25分
準備 各生徒に、「権利のビンゴシート」([ pdfファイル ]参照)、自由に動きまわれる広さのスペース。

生徒は、「権利のビンゴシート」を受け取り、教室を動きまわって他の生徒に質問をし、シートのマスをできるだけ多く埋めるようにします。

マスの上には話を聞いた相手の名前を、その下には聞いた話の内容をメモするようにします。 できるだけたくさんの生徒と話ができるように、同じ人の名前を書き込めないことにしておくとよいでしょう(1人につき1マスしか埋められない)。

タテ、ヨコ、ナナメの1列が埋まったら“権利ビンゴ!”と叫んで知らせます。 できるだけ多くの列が完成するように、たくさんの人と話をするようにします。

ただし、ただ早く終わらせるためだけに、シートを交換したり、急いでやりとりをしたりしてはいけません。 それぞれ積極的に質問をしあい、注意深く相手の発言に耳を傾けるようにします。 ほとんどの生徒がマスを埋めた頃合いをみはからって、全体で話し合いをします。

このアクティビティは、権利の学習へのよい導入となるでしょう。

このアクティビティを通して、いかに権利の問題が日常生活と深くかかわり、多くの問題を扱うものであるのかがわかります。 「権利のビンゴシート」の質問に対する生徒の応答をもとにして、以下のような話し合いにつなげることができます。

人種や文化にかかわる権利の抑圧(質問 B, G)、ジェンダーとの関連(質問 M)、学校における生徒の権利(質問 D, F)、 動物と権利(質問 I)、権利と責任(質問 K)、他者の権利の擁護(質問 J, N, O, P)。 質問には個人的な内容(質問 A, C, E, G, M)が含まれているので、しっかりしたグループの意識が育っていることを確認して、実践するべきでしょう。

また、まとめの話し合いでは、互いを尊重しあえる落ち着いた雰囲気の中で、生徒が自分の気持や意見をわかちあえるように配慮する必要があります。

グループに分かれ、アクティビティ中に聞いた「権利を否定された体験」の中から、1つ(あるいはいくつか)を選び出します。 そして「子どもの権利条約の要約カード」(プリント7-3)を参照しながら、選んだ体験をじっくりと分析します。

小さな児童に対しては、公平か不公平かを尋ねる質問に、シートの記述を差し替えるとよいでしょう。