卒業生3万8千名が本校へ入学をする季節に生徒を見守ってきた校門の桜が老木(樹齢65年?推定)となり、2020年8月に惜しくも伐採を余儀なくされました。毎年、入学生を迎えて記念写真も撮影していたこともあり、本校にとって校門の桜の木の存在は、在校する生徒の想い出に残る大切な存在です。
このたび、この桜を再生させようと本校同窓会の寄贈により植樹を行いました。苗は「ジンダイアケボノ」という種類を選び、桜の植樹に相応しいシーズンを考慮し、2023年3月に植えました。これまでの「ソメイヨシノ」とはまた違った、ピンク色が少し濃い色で、より濃淡があり、花色が自然なグラデーションになるのも特徴だそうです。また、記念プレートも作成し、100周年記念式典を行った2022年6月18日を刻みました。
2023年5月10日には、本校同窓会会長、常任幹事の方々とともに植樹式を行いました。当日は晴天に恵まれ、穏やかな日差しの中、行うことができました。
この桜の成長とともに、本校も次の100年に向けさらに発展していけるよう邁進していく所存です。
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