子どもにとっての拠りどころはあくまで家庭です。
「生涯教育」という言葉がよく聞かれるように、人にとって教育とそれに基づいた学習は生涯にわたって必要です。しかし、その効果 を高めるためには、適切な教育の時期があります。
幼児教育は、生涯教育の中で最も大切な役割を受け持つ最初の集団教育です。心身ともに著しい発達の時期であり、非常に意義があると言えるでしょう。生まれて以来、全面的に親に依存していた子どもは、次第に仲間を求めて集団の中で自らを育てていきます。幼稚園はこうした子どもの発達の自然な姿をよく見て適切な指導をし、各自がよい習慣、よい人格をつくる基礎を養うところといえます。
しかし、幼児の拠りどころはあくまでも家庭であり、家庭教育の占める役割は大きく、家庭と幼稚園が協力して教育にあたることが大切なわけです。
親子で遊ぶ日
子どもが安心して園で過ごすために、家族の愛情を感じ取れることが重要です。幼稚園の遊戯室や保育室を会場にして「親子で遊ぶ日」を行っています。小麦粉粘土やフィンガーペインティング、押し花作り、指あみ、ボンボン作りなどをして楽しんだり、紙飛行機を作って飛ばす競争をしたりして、楽しいひとときを過ごします。
誕生会
毎月「誕生会」を開いて、その月生まれのお友達にお誕生カードやペンダント、歌などをプレゼントして祝います。保護者の方にも参加していただき、楽しく温かい「誕生会」を開いています。