- 2011年10月30日
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「第10回プレゼン?バトル」で就職ミスマッチ解消のアイデアを提案
全国十大赌博官网の学園祭である「ときわ祭」の2日目に、第10回「プレゼン?バトル」が開催されました。
「プレゼン?バトル」とは、地元企業より実践的な課題(テーマ)をもらい、それを解決する具体案を複数の学生チームが考案して発表し、その優劣を競い合うというイベントです。
今年のプレゼン?バトルは、経営学科と茨城県経営者協会との共同研究プロジェクトとして、今年春から取り組んできた「茨城県内企業の新卒就職ミスマッチ解消の研究」の成果発表会として実施。茨城県経営者協会の清水賢一専務理事および関係者をはじめ、全国十大赌博官网の学長?副学長?学部長、茨城大学や全国十大赌博官网の教員?学生?卒業生、全国十大赌博官网高校などの高校教員?生徒、その他さまざまな方々が来場されました。
参加した学生チームは、経営学科の依田泉ゼミナール、村山元理ゼミナール、文堂弘之ゼミナールの3チーム。いずれもチームの学生も、この秋から就職活動に臨む3年生です。
今年のプレゼン?バトルのテーマは、「茨城県内企業の新卒就職ミスマッチ解消のための新提案」。近年、全国的に関心を集める“就職ミスマッチ”を解消するアイデアを考案するために、学生たちは5月の共同研究説明会から調査を開始し、夏休み期間も企業へのヒアリング調査を実施。さらに中間報告会を2回行ったうえで、プレゼン?バトル当日を迎えました。
発表が20分を超えると減点という厳しいルールのもと、第1発表者となった村山ゼミチームは、学生へのアンケート調査、企業へのヒアリング調査、キャリア支援センターへのインタビュー調査をもとに、学生の自己分析の見直し、企業インターンシップの拡充、大学の支援の仕方の見直しなどを提案しました。
第2発表者の文堂ゼミチームは、ミスマッチ要因を企業側と学生?大学側に分け、企業側要因の対策として「中小企業PR大作戦!」「ぶっちゃけ親睦会」「学生による業種紹介ビデオ」を、学生?大学側要因の対策として「就職対策カリキュラム」「就職つらいよノート」「説明会 認知度?参加率向上作戦」を提案しました。
第3発表者の依田ゼミチームは、経営戦略やマーケティングの分野で活用する「SWOT分析」を用いて、ヒアリング調査を行った企業や団体のもつ“強み”“弱み”“機会”“脅威”を詳しく分析。その結果をもとに、オリジナルのクリアファイルを提案しました。
3チームの発表?質疑応答ののちに行われた投票の結果、文堂ゼミチームが最優秀発表チームに決定しました。
最後の講評では、茨城県経営者協会の清水専務理事より「学生のみなさんの提案は、企業側の立場では思いつかない斬新なアイデアが多かった。今後、実施に向けて検討していきたい」とのお褒めの言葉を頂戴しました。
この日に学生たちが発表した提案のうち実現可能なものは、今後、茨城県経営者協会の「みんなの就職部」で実施が検討される予定です。プレゼンした学生たちに講評を述べる茨城県経営者協会の清水専務理事
学生のプレゼンテーション風景