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トキワ de SDGs

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学生が取り組むSDGs


キャンパスから始めるSDGs 地球市民として生きるために
2023年度のプロジェクトA/C科目を履修する学生の活動をご紹介します。2023度のテーマは「循環」でした。SDGsには17の目標がありますが、多くの目標に共通しており、学生にも関わりやすいテーマとして「循環」を選定しました。

春セメスター:ミニプロジェクト

春セメスター:
ミニプロジェクト

春セメスターでは、「循環」をテーマに5つの班に分かれ、それぞれの活動を行いました。具体的な取り組み内容は以下の通りです。
マイボトルの普及

QRコードを読み取ることで参加できるアンケートやポスターの作成、看板に直接シールを貼ることで、回答を可視化するアナログアンケートを実施しました。マイボトルの利用を促進することで、プラスチックごみの削減を目指しました。

ペットボトル回収

正しいペットボトルの捨て方を広め、リサイクル可能な状態にして回収を促進するために、ポスター作成や呼びかけを行いました。また、学生対教員のゲーム形式で、楽しくペットボトルのリサイクルを推進する方法も取り入れました。

大学構内のゴミ調査

ポスターを2つ作成し、ゴミのポイ捨てに対する問題意識を高める活動を行いました。
また、大学内で実際にポイ捨てが行われている場所を確認し、その実態を把握しました。

古着リメイク

不要になった服などを廃棄するのではなく、新たなアイテムに作り変える取り組みを行いました。実際に製作した作品を飾り、さらにポスターを通じて服の廃棄問題に対する意識を高めることに力を入れました。

千波湖のごみ調査

実際に千波湖に赴き、3つのコースに分かれてゴミ拾いを行い、ゴミの量や種類を調査しました。また、千波湖でゴミ拾いをしているシルバーセンターの方に直接お話を伺い、取り組みについての理解を深めました。

これらの活動を通じて、ペットボトルやゴミ、古着などの廃棄物を減らすこと、そして不要なものに新たな使い道を見出すことを通じて、SDGsの目標達成に向けて尽力しました。

秋セメスター:全体プロジェクト

秋セメスター:
全体プロジェクト

「Tokiwa Book Reuse Project?巡りめくる学びのバトン?」

春セメスターの活動を経て、「リユース」に注目することとなりました。秋セメスターでは、物を大切にし、すぐに捨てずに繰り返し使うことを指す「リユース」に焦点を当て、どのような活動ができるかを話し合った結果、教科書や参考書に注目することが決まりました。
教科書や参考書は学生にとって必要不可欠なものであり、需要が高い一方で、秋セメスターにおいては、教科書や参考書の「リユース」を通じてSDGs(持続可能な開発目標)に貢献することを決定しました。

最初に学内アンケート調査を行い、以下の4つの質問をしました。

調査の回答から、以下の3つの目的を掲げることとしました。
1.

金銭的な不安を抱える常磐大生や、途上国で学びの機会が奪われている子どもたちを支援する。

2.

使わなくなった教科書や参考書の行方から、「使う責任」について改めて考える。

3.

教科書や参考書の「リユース」を通して、学びのバトンを受け渡す。

プロジェクト名を「Tokiwa Book Reuse Project?巡りめくる学びのバトン?」に決めました。4つの班に分かれてプロジェクトを進めました。
広報班(学生5名)

  • ロゴの作成
  • ポスターの作成
  • イベント宣伝用の動画制作
  • ホームページの作成
  • インスタグラムアカウントの開設

これらの活動を通じて、イベントの認知度向上と参加者の募集を目的とした広報活動を展開しました。

製作?実行班(学生6名)

  • 回収ボックスの製作
  • 本の分類表の作成
  • 本の分類作業
  • 栞の製作
  • ビラの配布

これらの活動を通じて、イベントの準備や運営を円滑に進めるための実務を担当しました。

調査班(学生4名)

  • 問題意識の整理
  • 事前および事後のアンケート調査の実施とその結果のデータ分析
  • 提供イベントのプレゼンテーション

これらの活動を通じて、イベントの効果を測定し、改善点を明確にするための調査と分析を行いました。

企画?運営班(学生6名)

  • 3年生のみで行う授業時間外の企画会議の実施
  • 企画?運営班全体での昼休みの会議の実施
  • 企画書や各種書類の作成
  • 外部組織との連携?協力(「Study For Two」茨城大学支部と)
  • 未配布の本の引き渡し→途上国の教育支援へ

これらの活動を通じて、イベントの企画立案から運営までを担当し、イベント全般が円滑に進むよう熱心に事にあたりました。

イベントの実行

回収イベントでは、回収用のボックスを設置しました。回収イベントの実施期間は2023年11月20日(月)から12月1日(金)の2週間でした。
  • 個人情報や汚れがないこと
  • 落書きがないこと
  • 10年以内に出版されたものであること
また、回収場所には本の所有権放棄書を配置し、権利問題に配慮しながら回収を進めました。
提供イベントは12月13日、19日、21日の3日間実施しました。趣旨に賛同し、その利用目的が明確な方に提供しました。
結果として集まった160冊のうち、
  • 65冊を全国十大赌博官网の学生に寄付
  • 95冊を「Study For Two」茨城大学支部に譲渡しました
Study For Two茨城大学支部との連携
本のリユースの活動を進める中で、茨城大学に、途上国の子どもたちの教育支援を目的に、大学の教科書を回収している学生団体があることを知りました。こちらから連絡を取らせていただき、私たちのプロジェクトにも協力していただけることになりました。回収した教科書?参考書のうち、提供イベントでも行き先が決まらなかった本は、Study For Two茨城支部に譲渡し、途上国で学びの機会を奪われている子どもたちに「学びのバトン」を受け渡していただきました。

途上国の子どもたちを支援する団体「Study for Two」と茨城大学支部が連携し、勉強したいと願うすべての子どもたちが学べる世界を目指す活動を行っています。現在、全国で39支部が活動しています。
プロジェクトを企画?運営し、その中で気づいたこと
1. 教科書や参考書のリユースを通しての学び
教科書や参考書のリユースを体験することで、「買う」「捨てる」以外の選択肢を考える機会となり、大量生産?大量消費?大量廃棄とは異なる新たな選択肢について学ぶことができました。
2. SDGsの問題解決への参加
春セメスターに富田学長が授業で話された「ランドセル」をヒントに、身近な教科書や参考書の行方を再考することで、SDGs(持続可能な開発目標)の問題解決に向けたアクションに参加できることを実感しました。
3. 多くの学生を巻き込むためには
多くの学生を巻き込むためには、「楽しさ」や「面白さ」が重要であることを学びました。これらが参加者の関心を引き、プロジェクトを盛り上げる要素であることを実感しました。
4. 著作権に関する懸念と教員の協力
先生方からは著作権法や著者の印税などに関する懸念の声があり、権利問題の難しさを知りました。しかし、プロジェクトの趣旨に理解を示してくださった先生方も多数おり、その協力があったおかげで教科書や参考書の提供が進み、企画を実行に移すことができました。ご協力くださった先生方には、深く感謝申し上げます。

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